RIBA(王立英国建築家協会)がマンチェスター市と共同で2004年に発刊した、近年のマンチェスターの都市再生の全貌を明らかにした図書。A4版フルカラー268頁。けっこう重たいです。マンチェスターは英国の中で最も劇的に都市再生(transformation)を果たしたとされる都市の1つ。
文章によりマンチェスターの都市再生の流れを概説(とはいえ50頁までが文章で、かなり詳しい)した部分と、主要プロジェクトを8つの地区に分けて各プロジェクト4頁平均でビジュアルにまとめた部分とに分かれています。
いつか紹介したいと考えていた図書です。日本でもSD別冊(鹿島出版社)により横浜の都市デザインが特集されるなど、特定都市の都市計画をきちんとした図書にしておく作業はたいへん貴重です。次に紹介するリバプールを本日手にしたのを機会に、都市イノベーション読本に加えることにしました。
