木密地域不燃化10年プロジェクト(その5)

東京都が昨日、不燃化特区の新たな予定地区27地区(1400ha)を発表しました。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/10/20na2100.htm
取組内容はこれから精査され、来年4月からのスタートです。

ちょうど昨日の『地域創造論』で2020年までに目標とすべき例として電線地中化をあげていたところ、たまたま今朝の某市との議論のなかで電力会社が別の方に忙しくて電線地中化が先送りになっているなどと聞き、悩ましく感じました。この不燃化特区の記事は東京新聞の今朝の朝刊で「燃えぬ街 五輪までに」などとうたっています。読売新聞朝刊では「パラリンピック 政府 街もバリアフリー化」との見出し。日経新聞朝刊の経済教室では「2020東京の課題(上)」のなかで根本氏が「インフラ再構築の機会に」の見出しの論説を出しています。
不燃化と電線地中化とバリアフリー化という個別施策をそれぞれ実施するのでなく、「住みたい都市」という大きな目標のもとで統合的に進めるという意味で「インフラ再構築の機会に」なればと願います。

(その4)