震度別にエリアと遭遇人口が即座にわかるJ-RISQが試験公開されました

防災科学技術研究所が10月16日、J-RISQと呼ばれる地震速報の試験運用をはじめました。
まずは次のURLを。
http://www.j-risq.bosai.go.jp/report/
直近では昨日(10月20日)に2つの地震例が出ていました。震度3以上が対象です。
少しさかのぼり、9月20日の震度5強の地震などを見たあと、「もしかして」と、あの2011年3月11日の地震を探そうしましたが、出ているのは2011年4月1日以降のものでした。
とはいえ、表示された震度ごとの分布が今まで見たことのない精度で空間表示されていて驚きを感じる震度分布もかなりありました。また、震度ごとに、すなわち地図に表示された色ごとにその揺れに遭った予測人口が画面下方に表形式で出ています(ただしこの表示は震度5弱以上の遭遇人口があった場合のみ)。
すぐにどうこうということではありませんが、今後、気にして見てみたいと思いました。

[11/16追記:さきほど20時45分の震度4の地震でプロセスをよく見てみると、「即座」情報はあくまで概算のver1で、ver2、ver3と徐々に修正されていき、最後に確定報になりました。「即座」情報と確定報はいくらか(見ようによってはかなり)異なります。「即座」情報はそのようなつもりで見るべきかもしれません。]