朝日座が登録文化財になります(朝日座(南相馬市)を応援します(その3))

「復興へ朗報 国の登録有形文化財に元芝居小屋“朝日座”」と今朝の福島民友が報じました。昨日15日の文化審議会答申に南相馬市の朝日座が登録文化財に盛り込まれ、「県内では南相馬市の映画館「朝日座」が相双地方で初めて登録有形文化財に登録される」(福島民報)ものです。
「保存と利活用を目指して愛情を注ぎ続けてきた住民らの地道な活動と、全国からの熱い応援が「国登録」という形で実を結んだ」「同市原町区の中心街の一角で、1923(大正12)年の開館以来、芝居小屋、映画館として親しまれてきた木造の建物。映画の斜陽化を背景に22年前に閉館されたが、十数年前から地元では、往時を懐かしむ世代の支持を受け、中心市街地の活性化対策として、大正期の面影を残す建物の保存と利活用が模索されてきた」と福島民報
「愛情を注ぎ続けてきた住民らの地道な活動と、全国からの熱い応援」。本当にそう思います。本ブログの当初からその応援にそっと加わってきた自分も、我が事のようにうれしく思います。「地域が連携し「住みたい都市」をプロデュースする」。たった1つの小さなことからまちづくりは始まります。この活動の輪が市民の間にさらに広がり、「住みたい都市」南相馬の元気の1つになっていくことを願います。

[参考]朝日座(南相馬市)を応援します(その1) (その2)