ミシュラン・グリーンガイド(改定第3版)

「三崎マグロ、港沸く」との見出しの今朝の日経記事の中で、城ケ島が「ミシュラン・グリーンガイド(改定第3版)」(2013.2発行)で二つ星を獲得したとの解説が目に留まりました。
「もしかすると、観音崎なども星がついているのでは?」
改定第3版の解説を検索してみると、今回、鎌倉が三つ星(わざわざ旅行する価値がある)の仲間入りをしたこと、三浦半島、城ケ島、天橋立、丹後の景観、城崎温泉も二つ星(近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所)として新たに掲載されたこと、さらにその他8ヶ所が一つ星(興味深い)として掲載されるなど新たに41ヶ所が掲載されたとありました。
「では、もともとの星のつき方はどうだったのか、その中で今回追加された場所の特徴は何か?」とさらに興味が湧き、ミシュランのホームページでリスト全体を確認してみると、いろいろな面白い結果がわかりました。
例えば、「2013年の転出超過数(人口)が全国最多」となり人口がどんどん減っていくのを憂えている横須賀市関係の情報が、第3版の改定でたくさん入っています。全国をみると何か所かそういう所があるのですが、かたまりとしては鎌倉-三浦半島-横須賀一帯が最大の追加とも読み取れます。少し類推すると、鎌倉が三つ星になった効果(影響)もあって三浦半島や城ケ島が二つ星となり、さらにその関連で「観音崎」も、「葉山マリーナの周辺地域」とともに一つ星と認定されたと思われます。また、星こそついていませんが、「横須賀」が項目として明記されつつ、「横須賀軍港めぐり」「ヴェルニー公園」「紀念艦「三笠」」が具体の場所として書き込まれました。
海外からみた日本評価がどのようなものかをみる1つの指標になりそうです。

[参考]ミシュランHP。下方の「掲載地リスト」参照。
http://www.michelin.co.jp/Home/Maps-Guide/Green-guide