イングランドのおよそ10人に1人が近隣計画エリアに

昨日アップされた政府資料(下記)によると、近隣計画区域に入る人口が500万人を超えました。5300万人ほどの人口に対しておよそ10%です。
https://www.gov.uk/government/publications/notes-on-neighbourhood-planning-edition-13
この制度の普及の勢いを感じます。何かメリットがなければこれだけ普及しないはずですが、本ブログの「近隣計画の運用」でそのあたりが伝わっているでしょうか。
法施行(2012年4月6日)後、近隣計画のレファレンダムを通過した事例が44となりました。2013年に6件(「近隣計画の運用」で第1,2,3,6号を紹介しました)、2014年に37件、2015年に1件です。neighbourhood development planによるものが40件、neighbourhood development orderが1件(すべてCokermouthで4本まとめて)、community right to buildが3件(すべてFerring(「近隣計画の運用」(その6)の内容))です。[注意:これら数字は暫定的なものてす。数え方等で今後変わる変わるかもしれません。]
計画案公表まで達したものが160以上あるということですので、今後も続々と多様な成果が出てくるものと思われます。