天王洲ボードウォーク

これは、もしかすると、重要な都市イノベーションの一過程か、、、
いつもより早い初夏。久しぶりに天王洲にでも行ってみようと近くまで行くと、何やら護岸にボードウォークらしき長〜〜いボードの設置工事中。
これは普通ではない。
こんなところに今時こんな贅沢な空間を整備するとは、なんという信念!
などといつものようにT倉庫街をぐるぐる回ると、発見の連続でした。なかでも「1周年」を迎えたというSハウス。この施設(店舗など)ができることで、回遊性が高まり、この界隈の個性がグッと高まったのでは。
ボードウォークに沿ってさらに足を東京港側にのばすと、これまた発見の連続。日本にもこういうウォーターフロントが進化しつつあるのかと、2020年、2027年あたりを想像したくなる体験でした。土地利用とからめて(ゆるく)意識的に「その先」を考えると、さらに魅力的なエリアに育ちそうです。

ところで、本日5月20日東京港が開港した日だそうです。それは1941年のこと。1859年6月2日(新暦7月1日)開港の横浜より82年もあとのことでした。
「都市の無い横浜と、港の無い東京の共創都市イノベーション史」という視点もおもしろいかもしれません。

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