地域が連携し「住みたい都市」をプロデュースする

横浜で都市計画学会全国大会開催(11月8,9,10日)

「縮減市街地における地域コミュニティ関与による住環境マネジメントに関する一考察」がアップされました

博士課程のYさんらと行っている“豊かな縮減都市”研究(⇒研究ノートへ)に関連した論考が、昨日アップされました(都市計画報告集No15)。
[No15目次へ] http://www.cpij.or.jp/com/ac/report/2016.html
[直接pdfへ] http://www.cpij.or.jp/com/ac/reports/15_156.pdf

人口減少が加速している横須賀市のなかでも谷戸地域について、町内会にアンケート調査を行い100%の回答を得たものの分析が中心になっています。
現在、こうした成果をもとに、最も「地域力」があり「地域コミュニティ関与による住環境マネジメント」の可能性が高いと考えられるエリアにおいて、こうした地域力にもとづく“豊かな縮減”の方向性や方法について模索しています。先日は町内会で空き地・空き家の見回りをする機会に同行させていただきました。驚いたことに、一見人が住んでいそうな家でも「ここは○年前に△△さんが□□となって空き家になっている。時々××さんが手入れに来ているけど、このままいくと♯♯になりそうだとおもうナ。」のように、1軒1軒の様子をかなり正確にとらえているのでした。別の方が地図をもっていて、なにやら前回調査からの「変化」等について書き入れているのでした。
近隣計画をウォッチしているのも、こうした地域からの力や知恵やデバイスをもとに、新たな都市計画制度や条例や施策等がうまくかみ合うような新たなシステム構築ができないかとの考えにもよります。インフラ投資等の大きな資金が必要な「建設」の時代にはこうした力は相対的に小さかったと考えられますが、管理運営が中心とならざるを得ないこれからの日本の都市計画においては、こうした地域の力がとても重要になってくると思います。

研究室横断チームで行っている「みうらからはじめる」と合わせて、次なる成果をめざします。

[3/10追記:関連する論考がアプされました。
「地域コミュニティ関与による空き家除却跡地マネジメントに関する調査研究」
[No15目次へ] http://www.cpij.or.jp/com/ac/report/2016.html
[直接pdfへ]http://www.cpij.or.jp/com/ac/reports/15_299.pdf