SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)

縁あって先日、「SHIBUYA QWS」に行ってきました。

「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」に少し前にできた「スクランブルスクエア」の15階にある2600㎡の空間です。

「ちがいを ちからに 変える」「スクランブル(かき混ぜる/寄せ集める)」であふれた「スクエア」でした。そこに込められた意図はこういうことだろうという風に表現すると、「ちがいを ちからに 変える」ために「スクランブル(かき混ぜる/寄せ集める)」により新しい価値を創造できる場としての「スクエア」をつくった。その「「スクランブル(かき混ぜる/寄せ集める)」により新しい価値を創造できる「スクエア」」の組み立て(広い意味でのデザイン)は、ある意味、現代都市そのものの実際の姿を凝縮したものであり、新しい時代を切り開くためにこうあるべき/ありたいと願う姿を2600㎡の中にシステムとして組み立て表現した場のように感じました。

それはシャロン・ズーキンが『THE INNOVATION COMPLEX』の中で描き出したニューヨークの東京バージョンの断面の1つのようにも見え、まだ見ぬ「こうあるべき/ありたいと願う姿」に向かって1つ1つの小さなイノベーションが紡ぎ出されるのではないかという期待感にあふれる「スクランブルスクエア」です。こういった「新しい価値を創造できる「スクエア」」の組み立て(広い意味でのデザイン)」をいろいろなところで試行錯誤したいものです。

 

2021年11月20日には『シブヤ系まちづくり』という本が工作舎より出版されました。「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」そのものの姿の一端が解き明かされた本です。

 

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 本記事を「【コンセプトノート】イノベーションの源泉」に追加しました。

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