「SDGs時代のマンション問題を考える」

10月15日に、「SDGs時代の都市計画を考える」(4月8日記事)の姉妹編が出ます。タイトルは「SDGs時代のマンション問題を考える」。

この論説では、一般にマンション問題として語られているマンションそのものをどうするかの問題をカギ付きの「マンション問題」としたうえ、都市計画的視点も含む中長期的でより広い視点からのそれを“”付きの“マンション問題”として議論しています。人口減少下でのマンション価値低下にどう対応すべきか(できるか)、マンションという箱は、これからもそのような姿で価値ある資産となるのかなどです。

「SDGs」という枠組みのもとで議論することで、「マンション問題」は“マンション問題”へとひろがる一方、「2030年まで」の10年間に何ができるか、何をすべきかとの時間的範囲を意識させられます。

この論説が収められているのは、『持続可能なマンション再生 SDGsのまちづくり 住み続けられるマンションであるために』(プログレス、2020年10月15日発刊)です。