地域が連携し「住みたい都市」をプロデュースする

「都市イノベーション・next」(全100話)スタート

災害に備える

「密集市街地のこれからのビジョンと整備の方向」(『区画整理』2019.7号)

『区画整理』という雑誌の7月号に、密集市街地の地域価値向上をめざして論点を整理した「密集市街地のこれからのビジョンと整備の方向」が掲載されました。

NHKスペシャル「豪雨災害からどう命を守るのか、最前線からの報告」(6月30日夜)

昨年12月、JR伯備線に乗って倉敷駅を出たあと、しばらくの間、まだ災害の爪痕の残るまちの様子が間近に見えました(被災後5.5か月)。伊勢湾台風の前年に生まれた私は、よく親からそのときの大変さを聞かされたものです(私には記憶がないのですが、、)。 当番…

災害に備える

地震が続いています。 昨日、密集市街地の整備の新たな方向についての原稿ができ編集の方に送ったあとグラッときました。正確にいうと、ゆっくりと揺れるような感じです。最近、東京の、まだ解消していない木密地域のまちづくりにかかわることになったところ…

八戸からいわきまで・2018春(2)

2018年4月1日、嵩上げされた新市街地に、「JR陸前高田駅」がオープンしました。被災した場所から内陸寄りに移動しています。ちいさな駅舎は前駅のイメージを引き継ぐもので、窓口も設けられています。駅前広場はこれから工事が行われ(今は場所だけとられてい…

八戸からいわきまで・2018春(1) [=「浜通り地域の復興の現状(その6)」]

東日本大震災から7年。 最も困難な課題からの再生を模索している2つの課題に絞り、2020年頃までのプロセスを想像します。1つは原発被害からの復興。2つめが、大規模盛土を伴う復興。まず、1つめの課題から。「避難指示解除」から1年が経過した町民の「帰還率…

(講演)「変わる密集市街地整備」

あけましておめでとうございます。 本日お届けするのは、2017年11月に開催された「密集市街地再生フォーラム2017」の報告です。 http://www.ur-net.go.jp/missyu-saisei/ この中で「変わる密集市街地整備」と題する基調講演の機会をいただきました。その概要…

木密地域不燃化10年プロジェクト(その6)

9月に木密地域のあり方について話す機会ができ、最近の動向や文脈の変化、オリンピック後も含めた将来ビジョンや新たな課題などを考えようと、さっそく先週末、まずは、これまで歩いたことがなかった台東区N地区と江東区K地区へ行ってきました。今回のテーマ…

「科学だけで決められない問題の啓蒙について」(UP2016.5号、泊次郎著)

この1年ほどの間に出版された『南海トラフ地震』(岩波新書2016)、『首都直下地震』(同)、『富士山大噴火』(徳間書店2015)をとりあげながら、「科学だけで決められない問題」への専門家の向き合い方について考察したこの書評が気になりとりあえず積んでおいた…

熊本地震調査報告会が開催されます(6月20日午後)

熊本地震から本日で2か月。その調査報告会が横浜国立大学で開催されます。■日時 2016年6月20日(月) 14時〜17時 ■場所 横浜国立大学教育文化ホール 大集会室 ■内容 ・今回の地震と揺れについて ・インフラおよび家屋・ビル等の被災状況について ・生活への様…

八戸からいわきまで・2016春(その3) [=「浜通り地域の復興の現状(その5)」]

2013.8.28の「八戸からいわきまで」において第四の区域とした原発被災区域が今回(その3)のテーマです。テーマに入る前に、東京電力管内発電所リストをもとに、「3.11」前後の電力需給を比較します。ごくごく大雑把にみると、「3.11」の前に6000万キロワット…

八戸からいわきまで・2016春(その2)

2013年8月の「八戸からいわきまで」では、公共交通の復旧・復興を軸に、4つの地域に分けて課題をとらえました。第一が三陸鉄道区間。第二がJR山田線、大船渡線、気仙沼線沿線、第三が復興まちづくり事業と合わせた仙台大都市圏の各エリアの復興、第四が原発…

鎌倉市津波シミュレーション動画が公開されました

昨日、鎌倉市HPに、震災後「8分」で到達すると想定される大津波のシミュレーション動画がアップされました。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/tunamisim2804.html 15分弱の内容で、最初の5分で津波のメカニズムや関東大震災時の鎌倉の津…

八戸からいわきまで・2016春(その1)

本ブログで「はじめて復興地域全体をとらえた」のが2013年8月。被災から2年半後の様子です。この春、「3.11」から5年となるのを機に、都市計画の立場から再度、復興地域全体をとらえ、復興の現状を確認します。 前回の「八戸からいわきまで」では、公共交通…

神奈川県に発生する可能性のある地震被害の見直し結果

昨日神奈川県から、県内に発生する可能性のある11地震の被害想定見直し結果が発表されました。 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5151/p15579.htmlこうした成果については近年次第に情報量が多くなってきていますが、「一定の発生可能性があると想定」「発…

シンポジウム「県民総力戦で創る事前復興計画」を開催します(3月10日午後)

あれから4年。地域実践教育研究センター主催のシンポジウムの開催のご案内です。 神奈川県の「大学発・政策提案制度」で採択された「県民総力戦で創る事前復興計画」の成果発表の機会となります。 http://www.webline.jp/info/chiki-ct.ynu.ac.jp/info_js/da…

阪神・淡路大震災の復興をめぐる集中討議と神戸宣言(1996)

住総研(一般財団法人住総研)が過去40年間の「住総研研究論文集」収録論文PDFを公開したとの報を受け、これだけはやっておかねばと思い、1996年度に研究助成をいただいて行った「阪神・淡路大震災の復興をめぐる集中討議と提案−まちづくりとすまいづくりの連…

ホテルニューグランド

9月1日が近づくと、関東大震災やそこからの復興のことを考えている自分に気づくのですが、ここ2、3年、ホテルニューグランドによる横浜の復興への思いや実際の企画・建設過程、ホテル経営に着地するまでの公民連携、復興事業におけるホテルの位置づけと実際…

横浜の新しい防災まちづくり

本年4月1日に横浜市役所に「防災まちづくり推進課」が設置され、より体系的・都市計画的なアプローチで「燃えにくいまち・燃え広がらないまち」づくりがはじまりました。 6月20日は広報よこはま特別号が発行され、「重点対策地域」に新たな建築ルールを導入…

広域・大規模災害時における指定都市市長会行動計画

本日の河北新報HPに、日本版「対口支援(ペアリング支援)」の内容をもつ「広域・大規模災害時における指定都市市長会行動計画」が記事として取り上げられました。2014年4月1日に施行されるとのこと。 http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140128t71018.ht…

ミニサロン「復興まちづくりの現場から考える」を開催します

12月13日(金)17:00-19:00に、石巻の中心市街地および半島部それぞれの復興まちづくりの事例報告を中心としたミニサロンを開催します(横浜国立大学地域実践教育研究センター主催)。まだ知られていない最新の情報をもとに、後半では神奈川での事前復興につい…

国民生活強靱化法か国土強靭化法か

おととい13日、衆議院に民主党案である「国民生活強靱化法案」が提出され、14日に災害対策特別委員会に付託されました。下記議案一覧表の185-9番です。 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm これにより、審議中である与党提案の「国土強…

大規模地震(南海トラフ/首都直下)対策関連2法の新たな動き

地震規模の想定が上がりそうだとの新聞報道や、せっかくつくった「津波防災地域づくり法」の活用が進んでいないとの新聞報道などがこの1週間ほどで出ています。こうした雰囲気の中、本日手元に届いた『都市住宅学』83号の中で都市防災が専門の加藤孝明氏は「…

復興文化論 日本的創造の系譜

「破壊や災厄はしばしば取り返しのつかないほど巨大な変更を文化にもたらす。しかし、不可逆的な遷移のなかでも、破局に向けて一直線に雪崩れ込んでいくのではなく、復興期やという窪地のなかで自分たちの文化的財産をシャッフルし、そこに新しい生命を吹き…

震度別にエリアと遭遇人口が即座にわかるJ-RISQが試験公開されました

防災科学技術研究所が10月16日、J-RISQと呼ばれる地震速報の試験運用をはじめました。 まずは次のURLを。 http://www.j-risq.bosai.go.jp/report/ 直近では昨日(10月20日)に2つの地震例が出ていました。震度3以上が対象です。 少しさかのぼり、9月20日の震度…

木密地域不燃化10年プロジェクト(その5)

東京都が昨日、不燃化特区の新たな予定地区27地区(1400ha)を発表しました。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/10/20na2100.htm 取組内容はこれから精査され、来年4月からのスタートです。ちょうど昨日の『地域創造論』で2020年までに目標とすべ…

地域危険度測定調査(東京都・第7回)結果公表

昨日東京都が『地域危険度測定調査(第7回)』の結果を発表しました。 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm 危険度の評価結果である5段階の「ランク」は相対評価であるため、絶対的な危険度が改善されていても他の町がもっと改善さ…

木密地域不燃化10年プロジェクト(その4)

昨日東京都が新しい『震災対策事業計画』を公表しました。その中で、1)「不燃化特区」を現在の12地区から2015年度までに50地区程度へ拡大し、2020年度までに当整備地域での焼失ゼロ(不燃領域率70%)を実現すること、2)「特定整備路線」(災害時の延焼遮断等に…

全国主要都市戦災概況図

今朝の日経新聞の「文化往来」という小さなコラム欄に、国立公文書館で9月20日まで開催されている「全国主要都市戦災概況図」の展示会に関する記事が掲載されていました。 インターネットサイトで「実物展示の終了後も画像を閲覧できる」とされていたため、…

盛土造成地の被害

3.11から2年半を前に、8月、はじめて仙台の盛土造成地被害の現場を歩きました。 最も被害の大きかった場所の1つで、防災集団移転促進事業区域となり、「高台移転」と同様に復興公営住宅や他の造成宅地に移転するスキームが動いています。とはいえ現場は今で…

関東大震災から90年

7月13日から横浜の3会場で『関東大震災90周年』展示会が開催されています(10月14日まで)。 7月20日に封切られた映画『風立ちぬ』でも関東大震災がアニメの形で描かれており、こういう表現もあるのか、こういうことでもあったのかと驚いた余韻をもったまま、3…