【研究ノート】Levelling-up and Planning [2024.5.15更新]

2010年代のイギリス都市計画の特質を「Localism and Planning」ととらえて右帯の「リンク集」の1つで【研究ノート】として編集してきましたが、「Levelling-up」を政策目標とする動きが具体化してきました。このこととも関連しながら都市計画システムも大きく改革しようとする動きがあるため、「planning」も付した「Levelling-up and Planning」を2020年代のテーマととらえ新しい【研究ノート】をはじめました。ポストBrexit、国土の不均衡是正、ポストコロナ、ゼロカーボン、新テクノロジーの活用が大きな柱です。

0 レベルアップ政策に至る背景~2010年代に起こったこと
『RESCALING  URBAN   GOVERNANCE』 (2022.7.7)

1 政策形成および政策効果の評価に関する議論
□白書(Levelling Up the United Kingdom)
白書をめぐる評価

□政策の評価に関する議論
論文1 保守イデオロギーに基づくcollibrationにより効果は得られないだろう

2 レベルアップおよび再生法
2-1 審議過程 ⇒詳細はこの頁最後に移動 (参考資料含む)
2-2 法の成立 ⇒成立したレベルアップおよび再生法

3 都市計画システムの改革
3-1 審問会 2023.2.2設置
HP 全体の動向が確認できる 提出された意見書も閲覧可
(その1) 参考人からの意見聴取 2023.3.13 Watch欄から録画視聴可能
(その2) 参考人[大臣]からの意見聴取 2023.4.24 16時より
報告書(2023.7.10。発行は7.14)
   なかなか具体的に提示されない政府案を問題視しています。
3-2 「レベルアップおよび再生法」での規定は2へ
3-3 (参考)Levelling-up時代の近隣計画
・「近隣計画」とはどのようなものか
   eBook『イギリス近隣計画 その政策・制度・運用』
 【研究ノート】Localism and Planning

その1 新システムへの移行イメージと諸課題 (2023.2.1)
その2 まずは全数の確認から (2023.2.2)
その3 ロンドンの全数とその動向など (2023.2.3)
その4 ロンドンWestminster区の事例から (2023.2.4)

4 レベルアップ政策関連財源
4-1 「levelling up」のための財源群
4-2 Levelling-up財源をめぐる審問会 2022.10.20設置
HP 全体の動向が確認できる 提出された意見書も閲覧可
Levelling-up財源をめぐる審問会(その1)
報告書(2023.5.26)

5 2020年代の注目される事案
5-1 Oxford Street再開発(M&S)
    (その1) (その2) (その3) (その4)
5-2 Liverpool Street Station再開発
    (その1) (その2)
5-3 ストーンヘンジ・バイパス
    (その1) (その2)

6 2024年の総選挙のゆくえ
2024.7.4の総選挙で労働党が圧勝し、政策も大きく転換することから、以後のイギリス都市計画は「Power Up and Planning」へ。

 

 

 

/////////以下は、レベルアップおよび再生法審議過程(2-2)/////////

□審議過程
その1 法案/審議資料 (2022.5.15)
その2 委員会審議(1) 委員会の役割/委員会審議の流れ/審議の視聴 (2022.7.6)
その3 委員会審議(2) 特に「Street votes」に注目して (2022.7.26)
その4 特別委員会委員長から大臣への手紙 (2022.11.9)
その5 下院段階の法案がほぼ固まったようです (2022.12.14)
その6 審議は上院に移りました (2022.12.26)
その7 National Development Management Policy等をめぐる協議 (2023.1.24)
                (法成立後の新しい都市計画システム構築への骨格示す) 
その8 本日(2月20日)より委員会審議(上院)がはじまります (2023.2.20。委員会審議の 模様を「国会tv」の録画に順次リンクしていきます)
その9 上院委員会で審議される修正案の例 :「Healthy Homes」をめぐって (2023.3.23)
その10 上院委員会審議が終了した時点の法案がアップされました
その11 上院「報告ステージ」が7月11日にスタートします
その12 計画策定改革の実現に関する協議はじまる(2023.7.25)
その13 「Healthy Homes」条項が「可」となったことの分析(2023.9.6)
その14 上院「第三読会」を経て国王の「裁可」まで (2023.9.19~/10.26裁可)

 

□資料
※法案審議過程等をまとめて下院図書館が発行しているBriefing Paper(pdf)にリンク
CBP-9463 2022.2.18発行 Levelling up: What are the Government’s proposals? 
CBP-9558 2022.6.1発行 Levelling Up and Regeneration Bill 2022-23
CBP-9662 2022.11.9発行 Progress of the Bill
※以下は上院図書館が発行しているBriefing Paper
2023.1.10発行 Levelling-up and Redeneration Bill: HL Bill 84 of 2022-23

※次の2点は上院でどこがどのように修正されたかがわかる資料。「ピンポン」に入り再度下院で検討する際の基礎資料となる。(その14)関連。
[修正箇所そのもののリスト 2023.9.28発行]
https://publications.parliament.uk/pa/bills/cbill/58-03/0369/220369.pdf

[誰の修正案か/政府の立場・考えはどうかの説明付きリスト(Explanatory Note) 2023.9.28発行]
https://publications.parliament.uk/pa/bills/cbill/58-03/0369/en/220369en.pdf

 

□法案審議関連事項
・合同事業機関(Combined Authority)
 (その1)  (その2)  (その3)

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////