自己紹介

Welcome to T都市計画研究Studio (2024.4.1スタート)

2024.4.1より「Studio」の形で活動します。これまでのBlogに接続するHPをつくっていきます。 □□ HP□□◼️Research & Writing◽これまでの研究テーマ(著書) (論文論説) (その他) ⇒Blogリンク欄◽現在の研究テーマ「Vision 2034 Tokyo」「世界の都市の進化と都市イ…

Index Page2 (ブログ内図書検索) [2024.1.26更新]

記事数が多くなり、時々自分でも過去に読み記事にした(自分にとっては)重要図書のことがわからなくなってしまうため、「Index Page」を使って2つめのIndexをつくってみようと思い立ちました。方針というものはなく、「今」読んでいる図書との関係で思い出し…

最終講義「都市と都市計画について語る」(3月15日午後)のお知らせ (都市は進化する200)

2024年3月15日午後2時より最終講義を行うことになりました。これまでの経験を中心に、この分野の教育・研究・実践活動などにつき「語る」予定です。 ⇒詳しくは、大学のHPにて。 [2024.3.25追記] 最終講義の目次をアップします。聴講してくださった皆様にお礼…

【緊急公開】首都直下地震による倒壊被害想定の話を含むシンポジウム資料(2023.10.20) [2024.1.21資料追加]

元日に発生した能登半島地震。まだ地震の正確な内容や被害状況がよくわかっていませんが、昨年2023.10.20に行われた「街みちネット」主催のシンポジウムにおいて、首都直下地震による建物倒壊危険の大きさにつき話していました(「首都直下地震等による東京の…

Urban Walk「尾根を下る」「川辺を遡る」(構想) (都市は進化する193)

(仮) Urban Walk Map 1つ前の「増上寺と蝋燭能」のなかで、海から増上寺→東京タワー→麻布台ヒルズというつながりを書いてみて、その先はどのようにつながるのかと地図を見ていると、→東京ミッドタウン→神宮外苑→国立競技場→新宿御苑とつながり、それらは尾根…

「路地リノベーションの無限の可能性」

先日の「街みちネット」の会議で、「全国路地サミット2023 in京都」から戻ったK氏から、標記サブタイトルのついた記事が配布されました。森重幸子先生が『京都だより』(京都府建築士会発行)2022.4号に寄稿された記事(バックナンバーはダウンロード可)で、12…

平安宮

平城京の宮城(平城宮)を東西に貫く近鉄の移設が合意されたあと、本年新たに就任した奈良県知事が、費用の割にメリットが無いと「待った」をかけています。平城宮の場合、現在ほとんど市街化しておらず「復元」のイメージが湧きやすく「せっかくだから近鉄に…

横浜市の新しい都市計画マスタープランの基本的考え方について答申されました (都市は進化する188)

「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針等」及び「区域区分の決定」の権限が2018年に政令市に移譲されて以降はじめてとなるこれらの改定と、「都市計画マスタープラン」の改定を同時に行うための「基本的考え方」が先週金曜日に答申されました。 同じ自治…

「密集市街地における小規模空地の整備効果に関する研究」

「木造密集市街地」も徐々に防災性能や住環境水準が上がり、そろそろ「これからどのような市街地をめざすの?」という社会ニーズにこたえるべきフェーズに入ってきました。たとえば東京都では『都市づくりのグランドデザイン(2017)』において「木造住宅密集…

「都心周辺複合創造市街地」のビジョンを考えます (2023.11.13更新)

先週末10月20日(金曜)に「街みちネット」主催のシンポジウムがあり(⇒2023.10.1の1つめの記事)、そこで「新しい「密集市街地」の価値づくりに向かって」と題する話をしました。そのあとパネルディスカッションがあり、このシンポジウム全体を通して、これま…

「(NHKスペシャル)老いる日本の“住まい” 第1回 空き家1000万戸の衝撃」(10月1日夜放送)に関連して (都市は進化する180)

先週末にY先生から研究室メンバーにメールが回り、本日21時より標記の放送があるよと。さきほど終わったのですが、再放送やオンディマンドもあると思うので記事にします。なかなかよくできていました。 これを機会に、こうしたテーマ、特に空き家になっても…

シンポジウム「これからの密集市街地のまちづくり」が開催されます(10月20日)

「街みちネット」が主催するシンポジウムが2023年10月20日の午後開催されます(=第31回見学・交流会)。(⇒資料1へ) 本年6月に開催された第30回見学・交流会にはオンラインも含め多数の参加があり、近年開園した東池袋の「イケ・サンパーク」も含めた東池袋地区…

The Thames Traditional Boat Festival

テムズ川を遡上します。 今年もつい先日(6/27~7/2)開催された「ヘンリーロイヤルレガッタ」。 テムズ川沿いには、イギリス文化を代表する数々のイベントやその「聖地」などがあり、また、イベントがなくても日常的に独特な都市文化・都市生活が展開し、「テ…

Hampton Court Palace Garden Festival

私 : 2025年の大阪万博の海外パビリオンが、まだ1つも申請がないそうだね。建設業界の人手不足や資材高騰が問題らしいけど。 A氏 : 準備期間が短くなると、凝ったデザインのパビリオンだと間に合わないしね。 私 : つい最近の京都新聞の社説では、万博の延…

ウォーカブルシティ三島 (都市は進化する167)

昨日、「三島市地域公共交通網形成協議会(次回より公共交通協議会)」に出席した帰り道、三島駅北口直近に「葉山珈琲 with さのびアートスペース店」という独特の雰囲気のある店が目に留まり(以前はなかったと思う)、入ってみるといろいろな発見がありました(…

「街みちネット(密集市街地情報ネットワーク)」の話 (「関東大震災から100年」の2023年に(その3))

「街みちネット(密集市街地情報ネットワーク)」というネットワークに加わり活動しています。今週、その運営を企画・実行する「コア会議」があったので、少しその話をします。 HPによれば、「「街みちネット」は、密集市街地での共同建替え、道路拡幅整備など…

「本町地区防災都市グランドデザイン」(渋谷区)の2回目の報告会の話 (「関東大震災から100年」の2023年に(その2))

新年度(令和3年度)から実施段階に入った「本町地区防災都市グランドデザイン」は、防災性の向上(=ボトムアップ)と地域の魅力向上(=バリューアップ)を同時に達成しようとする計画で、以下の4つの特徴をもつと以前の記事で紹介しました。 「1)拡幅整備路線を位…

『平城京の謎』(奈良と都市イノベーション(その2)) (都市は進化する137)

なぜ私たちは1200年以上も前に遷都され衰退した平城京の姿にこだわるのでしょうか?? 「なぜ平城遷都が行われたのか」「平城京の都市計画は?」を副題とする本書は、現代の奈良において平城京を解明しようとする知的営みの1つです。ナカニシヤ出版、2013.2.…

「古代都市の成立とイノベーション」(日本の都市と都市計画)を3つのパートに分けました

2017.3.7に「【in evolution】日本の都市と都市計画」の枠組みを設けてから6年。この1年間で「古代都市の成立とイノベーション」の部分がいくらか出揃ってきたので、「古代都市の生成過程」「古代都市計画の試行錯誤」「古代都市計画の完成」の3つのパートに…

「関東大震災から100年」の2023年に

2023年になり、「関東大震災から100年」という話を頻繁に耳にするようになりました。先週のとある打ち合わせでも、9月か10月頃にそのようなテーマで小規模なシンポジウムを企画する話になったところです。 このたびのトルコ・シリア地震の最初のM7.8の揺れは…

「別荘」と「二拠点居住」~ロンドンでの体験から

およそ20年前に2か月間ロンドンに滞在したときの、その滞在した家の所有者が「二拠点居住者」だった話から、昨日の伊東市の「別荘」話を少々拡張してみます。国土交通省は最近「二地域居住」という用語(=政策)により「都市部と地方部に2つの拠点をもち、定期…

「これからの都市計画理論への期待」

このたび発行された『都市計画』359号では「都市計画古典再論」という特集が組まれました(発行日は2022.11.15)。その中で、「これからの都市計画理論への期待」とのお題をいだき、「古典理論」「現代理論」「同時代理論」が積み重なるように「現在」の都市計…

都市探訪125 双葉未来

双葉未来・駅直近の住宅街が10月より入居開始 🔖検索 「東日本大震災」「常磐線」 この記事をもちまして「【統合ファイル】東日本大震災」を完結します。 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20120305/1330943180

『関東大震災鉄道復旧工事写真帳』

2022年10月14日は、日本最初の鉄道が汐留(新橋)-桜木町間を往復してから150周年ということで、各地で記念行事などが行われています。横浜都市発展記念館で開催されている「横浜鉄道クロニクル 発祥の地の150年」もその1つで、ある「見たいもの」のために500…

『The Routledge Handbook of Planning Theory』

Routledge、2018年刊(ペーパーバック版は2019年)。 最新の都市計画理論について、それぞれの論に最も精通している専門家が評価・分析・紹介・議論した、27章からなる参考書・都市計画理論書。どのような理論をどのようなものとして取り上げ編集されているか…

2万5000分の1地形図「添牛内」を見ながら考える歴史の進化(北海道イノベーション(その4))

「貴重な駅舎を皆さまと共に築100年を迎えたい」と訴える添牛内駅舎修復のクラウドファンディングは先日目標額を達成して成立。現在、「第二目標」をも少々突破して最後の日を迎えました。こうしてパソコンに向かっている今このときも、続々とクラウドファン…

『(映画)浜の朝日の嘘つきどもと』 (朝日座を応援します(その6))

1923年7月2日に開館した南相馬市の「朝日座」(当時は旭座)は、来年2023年7月2日に100周年を迎えます。(最近、「100周年」「もうすぐ100周年」「100歳までがんばる」という言葉をよく耳にするのは、気のせいかもしれないけれども、ちょうどその頃、いろいろな…

相鉄・東急直通線フォーラム(報告)

日吉駅から徒歩0分(キャンパスの中に鉄道への入り口がある)の慶応大学日吉キャンパスで8月19日に開催されたフォーラムの報告です。 計8名の登壇者が12分ずつ話題を提供しました。 フォーラムのあとその模様が各新聞(新横浜新聞/横浜日吉新聞)にアップされ…

相鉄・東急直通線フォーラム(8月19日)迫る

新型コロナ「第7波」により一般公募は中止になりましたが、予定通り8月19日の14時から、慶應義塾大学日吉キャンパスにて「相鉄・東急直通線フォーラム」が開催されます。 「開業後の“未来を語る”」がテーマ。「特設サイト」ができています。(下記URL) https:…

添牛内駅のクラウドファンディング

北海道にかつて走っていたJR深名(しんめい)線が廃線となったあと、大雪に潰されそうになりながらもなんとか生き残ってきた添牛内駅91歳。「100歳まで生きる」べくスタートしたクラウドファンディングを見つけて、昨日その一人に加わりました。あと30日で道半…