品川フィールド関連事業本格化 (品川フィールド13)

「日本で最後の店舗だった「アンナミラーズ高輪店」が閉店 移転要請を受けて」とのニュースが本日午後流れました。ポイントは「移転要請を受けて」の部分。品川フィールド関連事業が全面展開しはじめました。
本ブログでは品川フィールド関連事業を、1)旧車両基地区画整理事業(とビル建設事業)、2)泉岳寺駅改造事業(関連する再開発事業)、3)山手線新駅開発事業、4)環状4号線事業化(および品川駅北口広場設置)、5)リニア新幹線品川駅工事、6)京浜急行連続立体化事業(特に品川駅部分平面化事業)、7)品川駅前国道(放射19号線)拡幅事業および国道上デッキ化事業、8)品川駅西口一帯再生計画、9)地下鉄南北線の品川駅乗り入れ事業、の9事業にとりあえず分解していますが、上記ニュースは、7)の事業化のあらわれと考えられます。8)は先週地元説明会があり、9)も今週末に地元説明会があります[※6/19追加⇒説明会資料(下記)へ]。7)8)9)を合わせると相当大きなプロジェクトとなります。たとえば9)は今後拡幅事業が行われる国道下に新駅が描かれており、アンナミラーズの入る「Wing高輪」のみならず写真(⇒下記)左方に列をなして続く国道拡幅部分に建つビル群も一新されて、ポンチ絵レベルで発表されている7)の事業が具体化していくものと想像します。6)もかなり地ならしが進み、4)も事業内容が具体的に発表される(環4NEWS Vol.2)[←※6/20リンク]など、事業が本格化してきました。少し前には1)の「ビル建設事業」の詳しい内容が発表されたばかりです(⇒資料1)。

 

アンナミラーズの入るビルの出っ張りもその左に続く低層ビル群も国道用地上

 

それぞれの事業がそれぞれに大きいため、「いったい全体としてどんな都市をめざしているの? どのように地域に、東京に、日本に、世界に貢献できるの?」という理念やビジョン、インパクトや効果が見えにくいのも確かです(⇒公式のものとして資料2)。新型コロナ後の新しい時代を象徴するような、環境的にもすぐれた一体感のある場所に育っていくことを願いつつ、これからも「品川フィールド」を続けていきます。

 

[説明会資料]

(6/19リンク) 南北線延伸関係(東京都HP。「東京メトロ南北線」の欄)
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/pamphlet/index.html

[資料]

1. JR東日本発表資料(2022.4.21)
https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220421_ho01.pdf

2.『品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020』
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/guideline2020/index.html

 

 

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