2022-11-26から1日間の記事一覧

天平の疫病(735-37)を軸に『東大寺のなりたち』を読む (都市は進化する110)

九州北部で735年に発生し737年まで猛威を振るった疫病(天然痘)により、当時の人口の25~35%を失ったとされます(流行前の人口を450万人とするとおよそ100~150万人)。これだけでも国の運営が絶望的な状態に陥ったものと想像されますが、日照りによる飢饉、大…