近隣フォーラム第1号によるNeighbourhood Planningの進捗状況

前回5月29日のブログ記事の続編です。
Planningの8月24日号に、近隣フォーラム第1号として認定されたBalsall Heath(バーミンガム市のインナーシティーにある)における、Neighbourhood Development Planづくりの微妙な雰囲気がリアルに報告されています。国や専門家から取組みの先進性を賞賛されるなか(なぜなら近隣フォーラムによる計画策定の第1号)、実際の居住者は戸惑いを隠せず、計画に対する任意の投票を行ったところ85%が「no」だった、との記事です。法律では、Neighbourhood Development Planが完成すると他の計画や国の政策との整合性についての第三者による検査(inspection)があり、そののち住民投票(referendum)にかけられます。そこで50%以上の支持を得ると公式の計画(市のLocal Development Frameworkの一部)になるという手続きです。

(参考)Balsall Heath近隣フォーラムのリアルタイム情報は下記URLで。
http://www.planningbalsallheath.info/