ACV(Asset of Community Value)の話(その3)

地域コミュニティが大切にしている資源を登録しておき、それが開発されそうになった場合に買い取り等の権利を行使できるACVが早くも1000件を超えたようです。
http://mycommunityrights.org.uk/blog/pubs-sports-grounds-libraries-top-assets-community-value/
法が施行された2012年10月から2014年3月まで、1か月ごとに登録物件がどのように増加したかが下記URLでわかります。
http://mycommunityrights.org.uk/community-right-to-bid/
登録物件のうち約3分の1がパブ。そのほか、サッカークラブのグラウンド(リバプールの本拠地アンフィールド(⇒2014.1.6記事へ)のほか、マンチェスターユナイテッドオールドトラフォード(オーナーはACVにしないよう働きかけたが、結局取り下げたため登録できた)なども)、図書館、郵便局などさまざまです。
ACVの制度としての説明は(その1)で。 (その2)はこちら。