「羽沢横浜国大駅」とまちづくり

前回3日の記事で、羽沢横浜駅の開業について、「横浜の準郊外地に駅が開設されることで、新しい時代に向けてのライフスタイルや都市ビジョンの実現に向けたきっかけにもなる」と書きました。10月12日の【公開講座】を皮切りに、大学の側でも、地域の側でも、事業者の側でも、さまざまな検討がなされると思われます。

2019年11月30日の開業は「SJ線(相鉄JR線)」の開業で、いわば第一段階。ダイヤも発表されています(⇒資料1)。「ST線(相鉄東急線)」の開業は、現時点では「2022年度下期」とされます。これを第二段階とすると、2019年11月30日から数えておよそ3年後。さらにその後の段階を第三段階とします。

この間、駅前開発事業が計画されています。ここでは、「2019年11月30日からいくらかおいて工事がはじまりST線開業後いくらかおいて竣工・開業」と想定しておきます。あくまで想定ですが。

もしこの通り進むとすると、①2019.11.30まで、②駅前開発工事がはじまるまで、③ST線開業まで、④駅前開発工事竣工・施設開業まで、⑤その後の街の動き、の5つの異なる時期があることになります。④まで最短で4年。⑤の初動期まで含めて5年ほどのプロセス。

 

「横浜の準郊外地に駅が開設されることで、新しい時代に向けてのライフスタイルや都市ビジョンの実現に向けたきっかけにもなる」ことを考えるためには、⑤になってからではなく、①に向かうのと同時に②③④⑤のことも同時に折込みながら、この貴重な機会を最大限活かすことが大切です。

 

さて、まずは①まで。現時点でわかっている短期的情報をまとめてみます。

 

2019.10.12(土) 公開講座 当日参加歓迎 (⇒前回10.3記事)

2019.11.25(月) 「地域創造論」で「2020年代に向けた大学と地域~羽沢横浜国大駅開業を前に~」を講義。(大学院共通科目。受講者向け)

2019.11.30(土) 開業当日。現地にてイベント予定(準備中)。ダイヤは[資料1]。

2019.12.16(月) 講演会「成長する駅、発展する駅」

 

 

[資料1]

(相鉄発表) 

https://www.sotetsu.co.jp/media/2019/pressrelease/pdf/190906_01.pdf#search=%27%E7%9B%B8%E9%89%84JR%E7%B7%9A+%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%27

(JR発表)

https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190906_ho01.pdf#search=%27%E7%9B%B8%E9%89%84JR%E7%B7%9A+%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%27