MEZZANINE (Urban Challenge for Urban Change)

本ブログが「ロンドンイノベーション(1~3は、2017.4.5~7)」を書いていた頃、かなり近い感覚の都市メディア『MEZZANINE』が創刊されました(2017.6.30)。

 

それを知ったのは一昨日のこと。ようやく街に出る機会もつくれるようになってきたので、久しぶりに本屋をブラブラしていると、空港で待機中の飛行機がズラリと並んだ第4号の表紙が目に飛び込んできました。2020.5.31刊。ちょうどこの時期に毎年1つずつ出ています。編集長は吹田良平氏。民間の都市メディアがなかなか長続きしない昨今、この雑誌がいつまで続くか見守りたいと思います。

 

と書くとオシマイ風になってしまうので、1つだけ。

創刊号の巻頭文に以下のような文章があります。

「都市への人口集積が進めば進むほど、都市特有の問題も発生する。そこで、都市経済と都市問題をバランスさせる都市経営が重要となる。一方、都市問題はビジネスチャンスでもある。都市に終結した英知と技術で社会的な課題を解決し、それが技術革新を生むきっかけとなり、ひいては富を生む手段となる。逞しくもあり皮肉でもある。」(p3)

この雑誌の編集コンセプトであるとともに、最新の第4号が論じている「ポスト新型コロナのアーバンチャレンジ」にもぴったり当てはまるコンセプトであることに気づきました。