品川フィールド(その5) : 京浜急行大改造の工事内容が明らかに

(その4)で、写真付きで「どんな手順で行うんでしょうね」としていた京浜急行大改造工事の説明がはじまりました。2021年4月から実際の工事の段階に入ります。(⇒資料へ)

なかでも注目されるのは、現在、高架となっている品川駅をどのように下げて平面に収めるかの図面がようやく公表されたことです。関連資料1の「連続立体交差事業について」の断面図表現(駅部を切ったc-c断面)が、かなり精度高く表現されています。この「連続立体交差事業について」は(HPデータでなく)見開きパンフレットでみるとより全体がつかみやすくできています。本日地域に配布されました。

もう1か所あげると、資料2の「工事の概要」のパワーポイント頁番号18が事業工程表となっているので、さきほどの「空間」面とこの「時間」面を合わせると、これから9年間の工事計画が理解できます。

しかし、本当に都市計画として強調したいのは「工事の概要」パワーポイント頁番号12の、品川駅のデッキ階が東西に貫通することによる街への影響です。「わからなくはない図」ではありますが、是非今後、ver2のパンフを刷る際は、「ああ、早くできるといいネ!」「すごく良くなるね!」「街が変わるよね!」と誰もが思えるような図やパースを入れてほしいと思います!

 

 

[関連資料]

京浜急行本線(泉岳寺~新馬場駅間)連続立体交差事業(東京都HP)

(資料1)京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)の連続立体交差事業について[2,695KB]
(資料2)事業及び工事の概要(説明資料)[4,695KB]

 

品川フィールド(その4)