横浜市「用途地域等の指定及び見直しの基本的考え方(案)」の市民意見募集(2021.12.15~2022.1.14)

前回の見直し(1996年)より「四半世紀ぶり」となる横浜市用途地域の全市見直しの「基本的考え方(案)」が昨日(12月1日)公表されました。(市民には新聞への折り込みなどで配布。市のHPは下記)

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kenchiku/toshikeikaku/tetsuduki/youto/youtoikenboshuu.html

1つ前の記事のアメリカのゾーニングの問題とは異なり、今回の見直しの中心テーマは郊外の再生です。「20世紀の都市成長によりつくられた郊外の課題」「専用住宅地ばかりであることの問題」という意味では共通するものの、日本の場合、超高齢化によって買い物などに困難をきたす世帯が増加するなど、住宅以外の用途を郊外に立地しやすくすることでバランスある市街地へと進化させることに主眼があります。(アメリカの場合は宅地規模の大きい住宅市街地の面積割合がきわめて高く、特定の人々しか住めないことが主要な問題。もちろん、ウォーカブルな市街地にすることもテーマの1つ)

2021.12.15からは市民意見募集がはじまり2022.1.14まで受け付けられます。

 

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