Routledge、2018年刊(ペーパーバック版は2019年)。
最新の都市計画理論について、それぞれの論に最も精通している専門家が評価・分析・紹介・議論した、27章からなる参考書・都市計画理論書。どのような理論をどのようなものとして取り上げ編集されているかかにたいへん興味がもたれます。27の章は、イントロダクションの章に続き、4、13、9章からなる3つのパートで構成されます。ここではその3つのパートのタイトルだけ並べてみます。
Part I: Contemporary Planning Practices
Part II: How Meaning/Values are Constructed in Planning
Part III: Networks, Flows, Relationships and Institutions
ちょうど『都市計画』誌の次号(359号。2022.11頃)に特集「都市計画古典理論再論」が組まれる予定で、昨日届いた358号のp119の予告によると、「近代都市計画とは何だったか」「見過ごされてきた論点を問い直し」「近年注目される理論家たちを取り上げ」などと紹介されています。私も1編書かせていただく予定なので、このハンドブックのことも全体のストーリーにうまく絡まるように紹介したり読み解いたりしてみたいと思います。
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