Real Sound Viewing (都市は進化する159)

「銀スカ」には乗り遅れてしまいましたが(⇒2023.5.11記事)、三愛や銀座コアの建替などが進む「変化の予兆」を感じてみようとぶらぶらしていると、ヤマハビルの前にカフェの案内が。

入ってみると、2階のCD売場が一掃されてカフェになっていました(CD売場は崩壊寸前の申し訳程度の規模で3階の隅に)。ただし、よくあるカフェではなく、Real Sound Viewingができるカフェ。コロナのためヤマハホールの催しもまだぼちぼちしか組まれない回復過程にあるなか、(ほぼ)生演奏が30分おきに聴ける。技術開発は蓄積があったようですが、コロナ禍を受け、事前に録音録画したコンテンツを3種の生楽器に信号や振動で伝え眼前でセッションする姿をReal Sound Viewingするシステムが動いていました。係の方に1つ1つそのメカニズムを教えてもらい、驚きました(←技術的にはまだわからない部分もある)。

 

これはすごい。都市のどこででも、どのような過去の演奏でも(このシステムに対応するコンテンツなら)、さらに技術が進化すれば世界中で(ほぼ)ライブで、「音楽」がリアルに体験できる!

都市は進化する。

 

「銀ブラ」しているだけでも、「ポストコロナ」の都市のトランスフォーメーションの予兆がさまざまな形で感じられる「今」です。

 

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