品川駅ビル着工へ (品川フィールド24)

2024.2.1に駅前のタクシープールが廃止され、いよいよ新駅ビル本体の工事が間近と思われます。

2030年度までのイメージを、下の写真をもとに整理してみます。

 

 

第一。正面に見える駅コンコース(デッキ階)が手前側に延伸され、国道上の大きなデッキを越え、手前の再開発によるデッキに接続する。かなり想像力を使わないとイメージできない大きな改変ですが、これを基本に据えると以下がイメージしやすくなる。

第二。正面に走っている京浜急行を地上に下ろす準備工事がかなり進み、線路を下に下ろすことでコンコースを手前に貫通できるようになる。

第三。その過程で、これから建てる品川駅ビルの構造の中に京浜急行品川駅が収まるような手順で工事する。デッキ階もビルの中を貫通するように計画している。駅ビルはおおまかにいうと上方で北棟と南棟に分かれるが、貫通部分は連続する下方部分に設ける。位置的には北棟に含まれ、先に2030年度までに北棟とコンコース貫通部分をつくる。

第四。この間、国道上のデッキ工事を行う。今の国道は西側(写真手前側)にかなり拡幅されるところが重要で、それにより東側の地上部に南北に長い交通広場をとる。写真のように今は多くの車が往来しているので、この点も理解を困難にしている。地上部は車さばき、デッキ階に事実上の広い駅前広場ができそのまま西側の再開発と一体化する。旧品川グースの再開発工事完成は2026年度と見込まれるので、2030年度までには第一から第四までの工事が一段落すると思われる。

 

実際にはこれに加え、国道上のデッキに新しい交通システムが登ってくる計画もありますが、とりあえず自分自身の理解のためにも、第一~第四のようなイメージをもつことにしました!