スタジオだより30

「地方都市の問題は山積している。それでも、街としての輝きをひとつも失わない不思議な力が、この街にはある」(『函館をめぐる冒険』(CCCメディアハウス、2016)まえがき)。その「不思議な力」の正体を探しに函館にきました。6年前、9年前と比べてみると、「輝きをひとつも失わない」力とは、古くなりゆくものを絶やさずに磨きをかけるセンスと工夫と労力、輝きをもたらす新たな基盤づくり(ハード+ソフト)、それらにかかわる専門性をもった人材を惹き付け育てる場(自らを磨き/つながる場)の持続的存在などがありそうですが、やはり「その都市であることの理由(歴史そのもの)」ははずせないと感じているところです。

 

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