EDEN計画(南相馬市)について

津波被害に遭った市内2600ヘクタールの農地にて、第一次・第二次・第三次産業をハイブリッドに組み合わせた総合産業経営体を設立しようとする「EDEN計画」が南相馬市で構想されています。EDEN=Ecotown Design Enterprise Nansou。「新たな発想による事業事例の研究〜経済復興計画の策定に向けて」(7月14日版・南相馬市経済復興研究チーム)には、塩害や原発事故により「市内全域で実質的に営農ができない状況」のなかで、新法人を立ち上げ、クリーンエネルギーを導入し、雇用確保と経済復興に結びつけていくシナリオが描かれています。
7月29日には「複合型大規模農場経営研究会」が発足。南相馬鹿島町土地改良区の渡辺一成理事長が会長に選出されました。
この「EDEN」。5月31日に本ブログにてご紹介した「災害復興・地域再生公社」の発想にかなり近いものではないかと思います。まだ全体像や相互関係がつかめていませんが、注目していきたいと思います。
[8/30追記:このEDEN計画も含めた「新たな発想による事業事例の研究」が、市のホームページでかなり上の方に掲載され(8/29)、パートナー企業等の募集を呼びかけています。☆2013.3.1の市のHP構成変更に合わせてリンクし直しました。
http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,234,58,html]
[10/6追記:以後の新しい動向は10/6記事へ]