THE CODE OF THE CITY

ERAN BEN-JOSEPH著、2005年、MIT PRESS発刊。副題に「STANDARDS AND THE HIDDEN LANGUAGE OF PLACE MAKING」とあるように、古代から現代に至る都市の空間形成に果たした「CODE」の役割に焦点を当てて分析・整理した力作。これだけ徹底した図書は他にあるようでなかなか見つかりません。
近いところでは、ロンドン大学(バートレットスクール)のMatthew Carmona教授がDesign Codeの実践的研究を次々に発表しています(例:Progress in Planning, Volume 65, Issue 4, May 2006, Pages 209-289)が、「THE CODE OF THE CITY」のほうがよりグローバルな視点をもち、普遍的な視点を提供しているように思います。