四川復興

先週、横浜国立大学に来学された顧林生先生から、四川復興について2時間にわたるご講演をいただきました。話は幅広く、具体的で、最新情報までカバーし、四川復興の課題についても言及し、他の復興と比較した位置づけもしつつ、東アジアにおける連携についても語られました。
たいへん興味をもち後で調べてみると、本年2月24日に「復興完了宣言」がなされていたことがわかりました。2008.5.12→2012.2.24の間はわずか3年9ヶ月。驚くべきスピードです。
1年前に日本語で報告されていた下記論文(著者は立命館大学宮入教授)が顧先生の講演の枠組みに近いものであるため、リンクさせていただきます。http://ritsumeikeizai.koj.jp/koj_pdfs/59605.pdf
顧先生の講演はこの1年後までカバーしたもので、さら移転都市の建設や被災地の保存等のハード面からみた現況が活き活きと紹介されました。