南海トラフの巨大地震に関する被害想定(第一次・内閣府)

既に数字は非公式に出回っていましたが、さきほど内閣府から正式に、南海トラフの巨大地震に関する被害想定(第一次)が発表されました。さっそくメディアを通して「南海トラフ死者最大32万人」などの報道がなされています。
(内閣府のHPへ)http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html
8月24日の朝日新聞朝刊には「首都直下型の想定 データ不備明らか 死者1桁少ない」の見出しで火災の専門の立場から室崎先生のインタビュー記事が大きく出ていましたが、どのような数字が出るにせよ、地道な対応が必要なことは間違いありません。
さらにいえば、こうした大災害に対処するためには、昨日の本ブログがテーマとしたようなカタストロフィーをどうとらえるかという、より根源的な部分に向き合うことも避けられないのだと思います。