大阪駅の第九(大阪と都市イノベーション(その1))

昨年暮れ、関西の研究者仲間に「最近、大阪では何が話題になっています?」と尋ねてみると、新市長のもとで打ち出された御堂筋の規制緩和の検討が第一にあげられました。
やや意外だったものの、「維新」の1つがそうだとすると、、、となぜか大阪駅のことが気になり、年末に立ち寄ってみると、上方から第九の合唱の歌声。なんとこれは、、、京都駅も真っ青になりそうな、プラットフォームをまたぐ大空間の上空での大合唱。
このところ都市イノベーション読本でも駅の話題が多いのですが、それだけ各都市で駅を中心とした都市機能の再編・都市イメージの刷新をめざす事業が多くなっているのだと思います。
大阪駅の場合、まもなく梅田操車場跡地開発の「グランフロント大阪」と接続され駅空間と一体化。駅から南下すると御堂筋。そして2014年春には、横浜ランドマークタワーを上回る日本一の高さの「あべのハルカス」が開業予定と開発ラッシュです。
「図」としての開発群もさることながら、気になるのはやはり「地」としての御堂筋の行方。
あさって24日には、専門部会「中間まとめ」に対するパブコメが締切られます。(下記URL)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keikakuchosei/0000195833.html