品川フィールド

犬も歩けば棒にあたる風に、この都市イノベーション2020を綴ってきましたが、9月になり、横須賀線品川駅でボーッとしていると、あるアイデアが、、、
東京で最も大きな変化がこの先10〜20年をかけてあらわれるはずの目の前の風景を、“品川フィールド”と名づけて定点観測していこうと。
まずは「その1」です。
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見た目にはまだ何もスタートしていませんが、大枠は固まってきています。品川駅北口も計画されています(写真正面あたりか??)。伊藤滋先生が『たたかう東京 東京計画2030+』(鹿島出版会、2014.3.25刊)で書き込んでいるリニアの東京駅乗り入れ案(p89)はどうなるのでしょう。空は議論がはじまったところです。羽田に着陸する便が東京上空を低空飛行することになると視界に入ってくるかもしれません(写真左上あたりか?)。『たたかう東京』では第六滑走路まで書き込んでいますね(p86)。一定期間のつなぎ措置で低空飛行はやむを得ないとしても、長期的には解消できる解決策を期待します。
昨日おじゃました静岡では、東京一極集中を心配していました。こうした地方の視点や海外からの視点も大切にしたいと思います。
早いもので、あれから1年。今回が「都市イノベーション2020」第50話です(本ブログ上方の「記事一覧」で「都市イノベーション2020」をクリックすると一覧できます)。次回からPart2とし、引き続き「これは」と感じる都市イノベーションをめぐる話題を広く綴っていきたいと思います。