昨日東京で開催された都市計画法・建築基準法制定100周年記念行事での伊藤滋先生の約1時間の講演。配られたのは月刊『近代建築』2019年2月~5月号に掲載された記事の抜き刷りで18頁。タイトルを正確に書くと、「つくろう東京2040+ 万華鏡都市東京 ~東京のこれから 2040年を目指して~」となっています。
新しい4つの「公理」にもとづく11の「戦術」がその内容で、講演時間の制約から、いくつかの戦術に焦点を当てた内容でした。
『東京計画2030+ たたかう東京』(鹿島出版会、2014)で示されていた国際競争を意識した都心部の将来ビジョンが東京23区全体にひろげられ、刺激的で魅力的で万華鏡のように幻惑的な???、そうでありながら実践的で現実的な、都市計画の新しい姿に挑戦する勇気を与えられる60分でした。