「都市と地方、デュアルに生きる 働き方innovation」(日経新聞)

連休明け。朝の授業は遠隔(zoom)で行い、午後一の会議も遠隔(teams)でさきほど終わり、これから遠隔ゼミ(zoom)です。

少し時間が空いたので、今朝目に留まった日経記事について少し書きます。

地方で不足している専門知を、副業によって補うことで地方の活性化にも寄与するし副業している側の本人のやりがいに(も副収入に)もなるとの観点から事例が紹介されています。ここでの特集の意図が「副業」なのであくまで記事の内容は副業の事例ですが、なにも「副業」でなくてもこうした話は成り立つはず。左下のコラムには、このサイトに投稿されたあるコンサルタントの以下のようなコメントが書かれています。

「テクノロジーの進歩などにより都会か地方か、ではなく、時間、空間、情報を細かい単位に切り分けて自由に取引できるようになりつつある」「都会8割、地方2割の比率が自分にとっては良いのでは」

 

他にも、「郊外の街 再び脚光」(読売新聞社会面)や、「「外の人」が導く地域の革新」(日経新聞Opinion欄)などの新動向が掲載されています。

本ブログの「都市イノベーション」シリーズも今回が491話。あと9話を残すのみとなりました。ここにきて、こうした都市の根本的なところでの大変動になりそうな経験をすることになるとは、、、驚きの毎日です。既に14年前(2006)にトーマス・フリードマンは『フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来』で、もっとグローバルな規模で進む「フラット化」を活写していました。

都市の進化の可能性は無限にひろがっている予感がします。

 

 

 本記事を「ポスト・コロナ社会の新ビジョン」に追加しました。

https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/2020/05/05/121753