東京都防災都市づくり推進計画「整備プログラム」が改訂されました

東京都の防災都市づくりに関する計画は、「基本方針」と、それにもとづく「整備プログラム」から構成されます。一度に改訂できないので、まず「基本方針」がおよそ1年前に改訂され(パブコメ段階での解説はこちら)、それに続いてこの3月末に「整備プログラム」の改訂版が公表されました。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/31/documents/03_01.pdf

 

上記pdfは報道発表用資料で、一目でポイントがつかめるメリットがあります。たとえば1つ前の記事の渋谷本町が「地域特性を生かした街並みの住宅市街地への再生のイメージ」に使われています。

 

これに対して、実際の計画書は別のところにあります。

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/bosai4.htm

かなりよく見ないとどこが新しい部分か見分けられませんが、このページをスクロールしていくと「整備プログラムの改訂(2020年度)」という帯が見えてきます。そのさらに下方にようやく「本文」がかなり細切れになって出ています。

 

地震がまた増えているように思います。

たとえ微力でもこうした計画や取組みが減災につながることを期待します。