品川フィールド(その8) : 「スーパー・メガリージョン構想検討会 第18回 資料2」

品川フィールド(その3)で列挙した構想段階も含めた9つのプロジェクトは以下のとおりです。

1)旧車両基地区画整理事業(とビル建設事業)

2)泉岳寺駅改造事業(関連する再開発事業)

3)山手線新駅開発事業

4)環状4号線事業化(および品川駅北口広場設置)

5)リニア新幹線品川駅工事

6)京浜急行連続立体化事業(特に品川駅部分平面化事業)

7)品川駅前国道(放射19号線)拡幅事業および国道上デッキ化事業

8)品川駅西口一帯再生計画(地区計画)

9)地下鉄南北線の品川駅乗り入れ事業(構想段階)

このところ、多くの事業やその関連事業が急速に進んでいて、それらの「全貌」をとらえることが難しいと感じていたところ、標記資料「スーパー・メガリージョン構想検討会 第18回 資料2」がそれにかなり近いまとめになっていることに気づきました(⇒関連資料1)。とりわけこの数か月の間に「工事」が(目に見える形で)進んでいる4)の品川駅北口デッキ工事(と思われる)と、6)のホーム拡張スペースを確保するための駅前ビル解体工事が、平面的に全体計画のどこに位置しているのかを見るには、この「資料2」のp12(p19も同じ)がよくできています。この「資料2」の上に、さらに進んでいる諸事業(の情報)を重ねていくと、2035年くらいまでのイメージが整理できます。

 

ところで、リニア新幹線ができると三大都市圏が一体化した「スーパー・メガリージョン」ができ、そうすると、、、と検討されたのが「スーパー・メガリージョン構想検討会」でした(⇒関連資料2)。目に見えているのは単なる「工事」の積み重ねですが、そこに込められたさまざまなビジョンや葛藤などについても見えてくる「資料2」です。

 

 

[関連資料]

1.「スーパー・メガリージョン構想検討会 第18回 資料2」

https://www.mlit.go.jp/common/001272942.pdf

2.「スーパー・メガリージョン構想検討会」のページ(国土交通省)

https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000091.html

 

 

🔖検索   「品川フィールド」