津波防災地域づくり法の施行・基本指針と関連情報

本日、12月7日に成立した津波防災地域づくり法が施行され、同時にその「基本指針」が公表されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000061.html
これに合わせて2つの調査結果が公表されました。
■「津波からの避難実態調査結果(速報)」=津波被災現況調査結果(第3次報告)
http://www.mlit.go.jp/common/000186474.pdf
(参考)津波被災現況調査結果の第1次、2次報告は8/4の記事へ。
http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20110804/1312457664
■「津波避難ビル等」に関する実態調査結果
対象:沿岸等の市区町村610団体(岩手県宮城県及び福島県内を除く)
時点:2011年6月30日が基点。10月31日に追加調査している。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000070.html

これに関連して先日神奈川県では「神奈川県津波浸水予測図(素案)」が公表され、日常会話の中でもしばしばこのことが話題になっています。以下は神奈川県HPへリンク。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f360944/

なお、本日、国の防災基本計画も修正され、「津波災害対策編」が新設されたほか全編にわたり修正がなされています。(下記URL(中央防災会議議事次第)の(1)決定事項)
http://www.bousai.go.jp/chubou/29/index.html
この防災基本計画。昭和34(1959)年の伊勢湾台風による甚大な被害を受け翌々年に制定された災害対策基本法にもとづく基本計画で、国の防災計画の基本となるものです。