3県がとらえた「うまくいっている取組」と「困難な点、今後の課題」

復興推進委員会がこの9月にまとめた「平成24年度中間報告」では、「次から次へと生ずる応用問題に、当座の解を出して行かざるをえぬ苦悩がある」ことを踏まえて、「このままでは袋小路に入っていきかねぬ復興の現状と課題を、今、この時期に真正面から取り上げるのが、中間報告の役割である」としつつ、「まずは復興の現状をきちんと整理する」との考えから、重点的に調査・審議すべき事項を絞り込みました。
11月9日に開催された第5回復興推進委員会にはさっそくその「重点的に調査・審議すべき」とされた事項に関する資料が各県等から提出され、復興庁のホームページにも公開されました。
なかでも岩手県宮城県福島県が提出した資料では、「重点的に調査・審議すべき」とされた6項目について、それぞれ「関連施策、うまくいっている取組等」と「困難な点、今後の課題等」が共通のフォーマットで整理されていて、現時点の現場の課題をとらえるたいへん貴重な資料となっています。
(フォルダー名は変更される可能性があるため、以下、各県の資料に直接リンク)
■第5回復興推進委員会提出資料
岩手県 http://www.reconstruction.go.jp/topics/20121109_shiryo1-1.pdf
宮城県 http://www.reconstruction.go.jp/topics/20121109_shiryo1-2.pdf
福島県 http://www.reconstruction.go.jp/topics/20121109_shiryo1-3.pdf

[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル