都市計画システム国際比較(中日仏)ワークショップ

先週末に、都市計画システムを特に分権化(と集権化)の観点から比較検討するワークショップが北京で開かれました。どちらかというと中日仏という、「分権」だけの一筋縄ではいかなさそうな国々の比較を通してその特徴と課題を解明しようといった興味深い仕立てです。私自身のテーマは日本の都市計画の分権化でしたが、3国でそれぞれ違いはあれ、分権化と集権化の動きはせめぎ合っていて、その背景にはネオリベラリズムの経済システムが見え隠れします。しかしながらさらにその背後にある共通性や相違点を考えていくと、なかなかおもしろいアイデアも浮かんできそうです。

ワークショップ明けの昨日は北京の街の見学、との予定もありましたがPM2.5の値が400を超え「室内にとどまるべき」レベル。では車で移動と目的地に向かおうとすると、交通大渋滞。おかしいなと反対車線を見ると、なにやらマラソンをしている様子。北京国際マラソンが開催されていたのでした、、。