ニューアーバニズム の検索結果:

『TACTICAL URBANISM』

…な流れになっていったか、その流れを推し進めた要因は何か、なぜそれが推し進め得たのか、などなど、「タクティカル」の世界がダイナミックに「見える化」できそうです。 [追記 2022.7.20 1事例目(ポートランド市における1996年の事例)を分析してみました。左の図にあてはめて、都市計画にどのようにダイナミックな力が加わったかを確認してみてください。] Intersection repair : ポートランド市での物語 🔖検索 「ニューアーバニズム」「ISLAND PRESS」

Index Page (ブログ内テーマ検索)  [2024.3.24更新]

…市イノベーション」でニューアーバニズムAI ⇒ 「AIは世界をどう変えるか」で ■主要都市* ローマヴェネツィア (ベネチア)パリロンドンマンチェスターレッチワースアジスアベバドバイ北京横浜鎌倉バンクーバーポートランドニューヨークデトロイト ■計画内容 ビジョンマスタープランゾーニング近隣計画地区計画再開発区画整理計画許可エリアマネジメントニュータウン世界遺産 品川フィールド (品川駅周辺の大規模都市再生事業) ■災害 復興計画関東大震災阪神・淡路大震災東日本大震災南海トラフ…

『ICONIC PLANNED COMMUNITIES AND THE CHALLENGE OF CHANGE』

…ます。1980年代のニューアーバニズムの「イコン」も出てきます。本が重たいので、一度にたくさんは読めませんが、これからが楽しみです! 🔖検索 「都市計画 遺産」 [関連記事] ・『The Modern City Revisited』 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20120410/1334039856 【in evolution】世界の都市と都市計画本記事をリストに追加しました。http://d.hatena.ne.jp/tkmzo…

“A Research Agenda”シリーズ『A Research Agenda for New Urbanism』

…いる」かというと、「ニューアーバニズムといえばこの人だよね」という編者が「ニューアーバニズム、いいよネ」といった態度にならず、「1990年代当初は追い風だったニューアーバニズムだが、常に批判にさらされ、21世紀に入ると他の対抗勢力が強くなり(タクティカルアーバニズムは対抗勢力ではないがその1つ)、さらに近年では都市における不平等問題がアメリカでは強くなりニューアーバニズムはその原因にもなっている、そしてさらに、自動運転技術が進みe-コマースが伸びてくると「公共交通」や「商店街…

「Single-Family Zoningを廃止すべきである」との議論が真正面からはじまりました【米】

…本ブログでもこれまでニューアーバニズム関係の動向や、中産階級が没落し格差拡大が深刻な都市問題をもたらしている近年のアメリカに注目してきましたが、JAPA(The Journal of The American Planning Association)の2020年第1号では、真正面から「Single-Family Zoningを廃止すべきである」との議論がなされています。 おお~っ。アメリカでもついにここまできたか。 少し説明すると、JAPAでは少し前から「Viewpoint…

アメリカは一日にして成らず(アメリカの開拓・都市計画500年史)

…めて、20世紀末の「ニューアーバニズム運動」に至るアメリカ都市計画の歴史を理論的かつ緻密に描いています。そして現在2019年。1869年から2019年までが150年。 まとめると、発見(1492)→115年→入植(1607)→169年→独立(1776)→93年→大陸横断鉄道完成(1869)→150年→現在(2019)。 [関連記事] マグナカルタ(1215)とEU離脱(関連図書『思想のグローバル・ヒストリー』を文中で紹介している) 『勇気ある決断』 『New Urbanism…

分けることと混ぜること

…されるアメリカでは「ニューアーバニズム」運動によって「分ける」程度を減らそうとしていますが、「分ける程度を減らす」ことと、「よい塩梅に混ぜる」ことは、どこかで決定的に違うように思います。 日本の用途地域はアメリカ型なので「分ける」ことはできるのですが(実際には日本の用途地域は「おおざっぱに分ける」「あまり分けないでおく」ことに特徴がある)、「よい塩梅に混ぜる」のは不得意で、いくら「○○地域」や「△△地区」を重ねて使ってもそれは困難です。「よい塩梅に混ぜる」しくみを導入できれば…

THE GREAT INVERSION

…市政策との関連、特にニューアーバニズムの成果との関連がみられる。 第三。独自の切り口からフィラデルフィア、ヒューストンが語られている。フィラデルフィアでは都心直近の住宅地が放棄される傾向が強く筆者はこの原因をフィラデルフィア独自の給与税(wage tax)であると特定。一方、ゾーニングの無いヒューストンではデベロッパーの意向次第で都市の状況が流動化しやすい。そのような背景もあり、都心部直近の「第三地区」をジェントリフィケーションから守ろうとする特異な動きがあることなどを紹介。…

GNHと都市計画

…つつ計画されていて、ニューアーバニズム的な内容です(Geley Norbu氏は今はやりのニューアーバニズム他の西洋的なものではなく‘Intelligent Urbanism’なのだと主張している)。GNHの4本の柱(9つの原則)が計画のどこにかかわっているかを対応表によって説明されてもいます。 とはいえ、人口増加により谷に沿って南北に市街地がどんどん広がっていて、自動車も急速に増加。元のままの環境をよしとするなら、確実に自然環境は悪化しているのではと思われます。ただしまだ人口…

ドバイ開墾(9) : 地球温暖化とドバイ

…しい。 実際にはこれらに加えて建築材料や設備等のさらなる工夫がたくさん加わって“フル装備型”のモデルになっていくものと思われますが、できれば建築・街区・都市の空間構成としての基本を、例えば「砂漠都市版ニューアーバニズム」として定式化できないものかと思います。いずれにせよ、砂漠の中で持続可能な現代都市づくりをすることそのものがイノベーションといえなくもありません。 47度の気温に晒されて、とある交差点付近でみかけた次の風景に、年間雨量87ミリの現実の過酷さを強く感じたのでした。

「新しい計画論に対応する先進的ゾーニング制度の普及に関する研究」報告書をアップしました

…RLよりダウンロードできます。 http://hdl.handle.net/10131/8641 前半はニューアーバニズムの制度化のまとめで、実際の運用も含めて体系的にまとめました。 後半は日本の都市計画制度改革に向けた全国アンケート調査結果分析と、それらを踏まえたこれからの日本の都市計画制度の提案をおこなっています。現行制度のもとでは「先進的ゾーニング」ととらえられるものはほとんど無く、そうした個性豊かな取り組みを行うためには都市計画の地方分権が必要との結論に至っています。

RETROFITTING SUBURBIA (updated edition)

…、3)商業モールの再生、4)エッジシティーのインフィルによる再生、5)郊外型ビジネスパーク等のリトロフィットによる魅力増進、の順に事例をふんだんに交えながら最新動向を紹介しています。プランや写真等も豊富。 前回の記事と合わせ読むと、現代アメリカにおける郊外アーバニズムの動向が都市圏レベルから建築レベルまで体系的にとらえられます。また、これらはニューアーバニズムの実践編でもあり、具体技術や制度を含めてこれだけ多数の事例が紹介されている本書は貴重です。[関連記事] 第2話、第3話

アメリカ都市計画の誕生

…せん。 実は、現在のニューアーバニズム運動を100年前のこのような「誕生」の流れを踏まえて考えると、「歴史は進化する」ことや、100年前の都市化(アーバニズム)に対する今回のアーバニズムの共通点や相違点などを、かなり明確に、しかも技術的にとらえることが可能なような気がしてきます。それにチャレンジした優れた1つの例が第20話の『New Urbanism & American Planning』でした。 ジェイコブズの『アメリカ大都市の死と生』が全訳されるまで約50年もかかりまし…

New Urbanism & American Planning

…の先生に「アメリカのニューアーバニズム、どうですか?」と尋ねてみると、いわゆるニューアーバニズム開発は審美的な面が強調されすぎておりequityの面で疑問がある、といった答えが返ってきました。このequityという概念。(英米系の)英語としてはよく出てくるのですが、日本人としてはピンとこない概念の1つです。辞書的には「公平」「公正」などとなっているのですが。 それはさておき、Talenの議論では、「New」Urbanismといっても特に新種のものではなく、アメリカが100年以…

THE OPTION OF URBANISM

…、2009年出版(ペーパーバック)。ニューアーバニズムの背景にある大きな不動産市場の変化を体系的・実務的に整理した図書。いわゆる学術書というより実務書。いや、実用的学術書?!。自動車に依存する郊外開発が行き詰まり(これがリーマンショックの原因でもある)、「歩いて暮らせる」不動産開発が大きなオプションとなりつつある(かなりなってきている)実態を、豊富な事例とともに解説。ウォールストリートの動向や政府の政策の変更にも言及していて、日本ではあまりみかけないタイプの興味深い図書です。

「死にゆく郊外モール」を投稿しました

「ニューアーバニズムが急速な普及段階に入っていて、不人気になった郊外の大規模モールを再開発して新しい職住遊融合のダウンタウンをつくるような例も出てきているらしい」などと話したのがきっかけとなり、誘われて原稿を書きました。8月の建築学会用です。タイトルは「死にゆく」とネガティブですが、内容はポジティブな再生事例の話です。