都市イノベーション の検索結果:

「世界の都市の進化と都市イノベーション」の「G.都市の未来」を4節に分けました

…4つの節に分けてみました。 G-1 グローバルにみる「都市」の姿G-2 都市の未来 : 途上国G-3 都市の未来 : 先進国G-4 社会の姿と都市の未来 ややしっくりしない面もありますが、構造が明確になったので、これからの議論が受け止めやすくなったのではと思います。特に昨今、G-4のあたりにゆらぎを感じます。このG-4は「ポスト・コロナ社会の新ビジョン」でいまのところ終わっているのですが、、、。 [該当箇所] 「世界の都市の進化と都市イノベーション」 「世界の都市と都市計画」

Welcome to T都市計画研究Studio (2024.4.1スタート)

…「世界の都市の進化と都市イノベーション」「Levelling-up and Planning」 ◼️Planning各地の都市計画にかかわっています。Blogでも時々関連した話題を紹介。(例1) 渋谷本町 (例2) 立地適正化計画 (例3) 都市計画マスタープラン(進行中の例) 文化財保存活用地域計画 ◼️Networking「街みちNet」の活動に参加しています。以下、その近況など。2023.6 東池袋見学会 ⇒瓦版30号に報告2023.10 シンポジウム(関東大震災100…

「都心周辺複合創造市街地」のビジョンを考えます (2023.11.13更新)

…阪・西九条 (大阪と都市イノベーション(その5)より) ▢ ロンドン・ハックニー区などの例 (ロンドンイノベーション(5)より)・ダルストンの例 (ロンドンイノベーション(2)より) ■新しい研究成果など・「密集市街地における小規模空地の利用実態に関する研究 ―墨田区京島2,3丁目の広場・緑地・ポケットパークを対象として―」(日本建築学会技術報告集28巻70号,2022。主著者は杉山和之)https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/28…

都市探訪214 新御堂筋 (大阪と都市イノベーション(その7)) (都市は進化する181)

新御堂筋・歩道拡幅中/2037完全歩道化めざす 🔖検索 「御堂筋」「歩行者」「大阪と都市イノベーション」

『「世界史」の誕生 ヨーロッパ中心史観の淵源』

…アメリカだから進歩的だったかというと後戻りもしているなど、「日本」への「世界史」の入り方が興味深い。 第五。そういう意味で日本に紹介される「世界史」が、日本の記述のあるナシで紹介されたりされなかったりしていたことも興味深い。 本ブログでもこの春、「世界の都市と都市計画」「日本の都市と都市計画」双方に目次を振りつつその関係を書いてみました(⇒世界の都市の進化と都市イノベーション)。 この本を読んでみて刺激されたので、そういう目でまた見直してみたいと思います。 🔖検索 「世界史」

気球を上げて仁徳天皇陵を上空から眺める試みがまた延期されました (大阪と都市イノベーション(その6))

2019年に世界遺産になった仁徳天皇陵(百舌鳥古墳群)を上空から眺めようとの試みがまた延期されました。世界遺産をこのように活用してよいのかなどのさまざまなハードルがあり、今回も一種の「社会実験」的期間。近いうちに「今度こそ上がります」と発表されるはずです。 さて、日本の最初の都市と考えられている「巻向」から都市飛鳥(これも都市といえるかどうか不確か)の間の期間の、日本の中枢部の都市・地域構造を明らかにするうえでこの仁徳天皇陵の意味を考えることは重要です。気球で上から見ただけで…

「世界の都市と都市計画」の近代までを分節しました

…ェネツィアとローマに都市イノベーションを見るC-2 ルネサンスから空間の科学的思考へC-3 近代世界都市システムの展開C-4 都市・都市計画のオルタナティブ思考 ■D.都市の「近代化」:その多様性とレガシーD-1 さまざまな「植民」形態と都市計画D-2 近代化と都市イノベーションD-3 「近代都市計画」の誕生D-4 「理想都市」の実践をグローバルにみる ■E.「近代都市計画」再読 ここまで、「【in evolution】世界の都市と都市計画」に反映しました。 残るは、■F(ベ…

『平城京の謎』(奈良と都市イノベーション(その2)) (都市は進化する137)

なぜ私たちは1200年以上も前に遷都され衰退した平城京の姿にこだわるのでしょうか?? 「なぜ平城遷都が行われたのか」「平城京の都市計画は?」を副題とする本書は、現代の奈良において平城京を解明しようとする知的営みの1つです。ナカニシヤ出版、2013.2.20刊。「奈良大ブックレット01」として刊行された、2010.8.29のシンポジウムの記録です。 今、「遷都され衰退した」と書いてしまいましたが、このたび初めて東大寺二月堂の修二会(“お水取り”)に行ってきました。大仏開眼の年7…

『京都の中世史(1)~(7)』から見える京都の都市形成史、日本の都市史(研究)の新次元 (京都と都市イノベーション(その10))

…では無理な場合も、参照ポイントが豊富化して次への手掛かりとなる。 第五。このことは、「その場所の理解」にとどまらず、「その頃の京都」「その頃の日本」「その頃の世界」を読み解く手掛かりになる。 第七巻の完成により本シリーズが完結しました。感謝、感謝です。 🔖検索 「京都の中世」「京都と都市イノベーション」 【In evolution】日本の都市と都市計画本記事をリストに追加しました。http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20170307/1488854757

ブランデンブルク門広場の第九 (2019.8.24) (都市は進化する118)

…ます。 さて、間もなく2023年。かなり趣向が異なりますが、新型コロナで3年間開催できなかったラ・フォル・ジュルネが東京都心で復活します。5月初旬の、日本では最も野外での活動がしやすい時期です。演奏のほとんどは室内ですが、同時多発で多くのイベントがおこなわれるため、会場となる東京国際フォーラムは独特の熱気に包まれます。 日本の都市も進化する。 今から楽しみです。 [関連記事] ・大阪駅の第九 (大阪と都市イノベーション(その1)) 🔖検索 「ベルリン」「ベルリンの壁」「音楽」

都市探訪131 水都伏見 (京都と都市イノベーション(その9))

水都伏見・高瀬川に入り(写真右側)京都中心部に至る水運跡 🔖検索 「京都と都市イノベーション」

『「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都』 (京都と都市イノベーション(その8))

…は用途地域見直し(主に緩和)が話題になっています。京都はこれからどのように進化していくのか? 興味は尽きません。 [関連記事] ・『鎌倉殿の13人』を通して見る日本の中世の都市・地域・国土システム 🔖検索 「京都と都市イノベーション」 【in evolution】日本の都市と都市計画本記事をリストに追加しました。(武士の起源の解明と京での進出の経緯、および地方展開の部分に着目して)http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20170307/1488854757

西大寺のクラウドファンディング

…よう。せっかくだから、「クラウドファンディング」を成り立たせている仕組みや将来の可能性、規模、社会課題解決に果たせるインパクトなどについても考えてみたいと思います。調査結果や修復過程を“同志”と共に見守りつつ。 奈良に行く楽しみがまた1つ増えました。 [関連記事] ・平城京跡を横切る近鉄の移設が合意されました (奈良と都市イノベーション) https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/2020/07/27/213948 🔖検索 「成熟社会」「奈良」

Index Page (ブログ内テーマ検索)  [2024.3.24更新]

…ベーションの源泉」で都市イノベーション ⇒ リンクページ 「都市イノベーション」でニューアーバニズムAI ⇒ 「AIは世界をどう変えるか」で ■主要都市* ローマヴェネツィア (ベネチア)パリロンドンマンチェスターレッチワースアジスアベバドバイ北京横浜鎌倉バンクーバーポートランドニューヨークデトロイト ■計画内容 ビジョンマスタープランゾーニング近隣計画地区計画再開発区画整理計画許可エリアマネジメントニュータウン世界遺産 品川フィールド (品川駅周辺の大規模都市再生事業) ■…

『アケメネス朝ペルシア - 史上初の世界帝国』

…をつくることがまさに都市イノベーション開墾。けっこうそれはたいへんです」(本ブログ「【in evolution】世界の都市と都市計画」序文)、との観点から重要な本ととらえ、少し紹介します。 ギリシアとペルシアが戦った「ペルシア戦争」。 「侵略されたギリシア側の資料が饒舌なのにたいし、侵略した側のペルシア由来の資料はこの戦争について語らない。この沈黙を、われわれはどのように理解すればよいのだろうか」(p132)。「そもそも、ペルシア戦争の勝利者は本当にギリシア側だったのだろうか…

『Garden cities and colonial planning』(都市は進化する40)

…eory and Practice』 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20151220/1450603558 3.『practicing utopia』 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20180826/1535285703 4.横浜居留地と都市イノベーション https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20170704/1499160012 🔖検索 「田園都市」

五反田バレー (都市は進化する30)

…す。 もう一度「五反田バレーマップ」を見てみると、「コワーキングスペース・シェアオフィス」という凡例もありました。新築・中古を含め、街全体がインキュベーターとして機能するべく変化し、それがまたシグナルとして発信されてベンチャーを惹き付け、さらに進化していく、、、 🔖検索 「バレー」 【In evolution】都市イノベーションの源泉本記事をリストに追加しました。 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20170318/1489800885

『災害とたたかう大名たち』

…ークを伴って誕生した都市イノベーションそのもの」といえそうな重要な書」とした前著を、「災害とたたかう」との視点を加えることによって、さらに一歩確かなものにした感があります。 これではわかりにくいので、より主観的におもしろかった点をいくつかあげます。 第一。これが最もおもしろかったのですが、江戸初期の城下町(および「藩」という経営体)の建設は、その前の戦国時代に疲弊した旧城下町等の復興計画としてなされたとの観点から実証的な分析がされている点です。『災害とたたかう大名たち』には確…

「都市イノベーション」第500話

2011年に「都市イノベーション研究院」が発足したのを機に、「都市イノベーション」をテーマに都市計画の立場から500話を綴ってきました。 第1話〜第50話 『都市イノベーション読本』第51話〜第100話『都市イノベーション読本』 第101話〜第150話 『都市イノベーション2020』第151話〜第200話 『都市イノベーション2020』 第201話〜第250話『都市イノベーション開墾』第251話〜第300話 『都市イノベーション開墾』 第301話〜第350話 『都市イノベーシ…

『The New Arab Urban』

…開発が世界にとっての都市イノベーションであり、地球上にこうした地があることによって~そしてそこは地球上のヘソのような場所でどの地点からも割と容易にアクセスできることによって~既存の都市ではできないようなさまざまな試みがなされているとみています。日頃馴染んでいるパラダイムからみれば理解できなかったり問題だらけに見えるかもしれないけれど。 序章に続き、4部12章構成。 第一部は「The Gulf as Transnational」。文字通りの内容です。 第二部は「Assembli…

「ギグ後に来る未来に備えよ」をめぐって

…。) さて。以下は「都市イノベーション・next」的な勝手な議論であることをお許しください。 第一。ピラミッドがオフィスだとすると、7人いた絵が3人に減り、AIがたくさん陣取っています。あくまで模式図なので人のいるフロアが7分の3になる、とまでは言えませんが、かなりいらなくなる。AIはクラウドだと考えるとそこになくてもよい。 第二。そもそも「中間管理職」はいらなくなる。恐ろしい気もしますが、現実の方向はそうなりつつある。 第三。作業従事者の半分はギグワーカーになりかつ社外にい…

『インバウンド再生』(京都と都市イノベーション(その7))

…です。自分が「京都と都市イノベーション(その1)~(その6)」を通して体感してきた“京都”という稀有の国際都市の「国際性」というものがどのような経緯で磨かれてきたかについて、先行したイタリアでの経緯に先導されつつも、その記述を上回る分量で論じた熱き思いに溢れた書。 宗田好史著。学芸出版社、2020.11.14刊。 2012年暮れに「京都を通して日本の歴史を辿ろう。特に関東にいるとピンとこない“室町時代”というものを知ろう」と、(きわめて単純に)室町通を歩くことからはじめた自分…

「都市と地方、デュアルに生きる 働き方innovation」(日経新聞)

…ます。 本ブログの「都市イノベーション」シリーズも今回が491話。あと9話を残すのみとなりました。ここにきて、こうした都市の根本的なところでの大変動になりそうな経験をすることになるとは、、、驚きの毎日です。既に14年前(2006)にトーマス・フリードマンは『フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来』で、もっとグローバルな規模で進む「フラット化」を活写していました。 都市の進化の可能性は無限にひろがっている予感がします。 本記事を「ポスト・コロナ社会の新ビジョン」に追加しま…

『中世都市 社会経済史的試論』

…記述が魅力的です。「都市イノベーション・next」的というより「都市イノベーション・world」的視点でいくつか書き留めます。 第一。地中海での交易は西ローマ帝国滅亡後も引き継がれてしばらくの間それなりに維持されていたものの、地中海がイスラム勢力により取り仕切られるようになると海港都市も衰退。そうして商業の出入口が衰退すると後背地でできるのはせいぜい自分のところで食っていくための閉鎖的・閉塞的な農業となり都市も衰退。特に9世紀末頃がどん底とされます。しかしその後の十字軍などに…

1020年9月の「東国」

…。 少し話をずらし、都市イノベーション的土俵にもってくると、案外、武士の都「鎌倉」に結実する「東国」の進化について、あまり知られていない、あるいは知ろうとされていないようにみえる。京を中心とする情報が圧倒的に多く、東国のことはよくわかっていない。この日経記事は、更級日記は当時の東国情報が得られる貴重な資料との視点から編まれています。 「1020年」というこの時期は、菅原孝標のいた上総国も墾田開発を大規模に進め(『国分寺の誕生』歴史文化ライブラリー430、2016)、人口も増え…

「都市イノベーションモデル」ver1

都市イノベーションはどのように起こるのか? リンクファイル「イノベーションの源泉」をもとに、「都市イノベーションモデル」ver1を図化してみました。 詳しくは、リンクファイル「イノベーションの源泉」で。

『人新生の資本論』

…況や都市問題の発現形態、人間の生きざまと生活をどうとらえていたかなどとともに知りたいです。 第二。トマ・ピケティが2019年に書いた『資本とイデオロギー』。まだ訳書は出ていないようです。 第三。「フィアレス・シティ」という都市運動。これが最も直接「都市イノベーション・next」的です。すぐにA社に同名の図書(英語)を注文しました。 タイトルがわかりにくいので、おせっかいながら「内容はこうでした」というのを書くとすると、、、 『資本論の新次元 : ネオコミュニズムが地球を救う』

後継シリーズ「都市は進化する」を検討中

…1年にスタートしたシリーズ「都市イノベーション」も10年目となり、477話まできました。500話で終了予定です。 現在、その後継シリーズを考えています。「都市は進化する」が有力候補。 このたびの新型コロナウイルスも、結果において「都市は進化する」。うまく適応できなかった都市はうまく生き残れない。 都市に作用する要因は強弱、短期長期含めてさまざまで、複雑です。それらにうまく適応しながら都市計画も進化していく必要があります。 そのようなことなどを広く綴ってみようかと考えています。

ジュンディー・シャープール(グンデシャプール)

…ややこしいですが、「都市イノベーションの世界史」としては重要そうなので書きとめます。 近代科学のもととなったルネサンスの源流である『十二世紀ルネサンス』の、さらにその前の前に科学の中心地だったとされる、ジュンディー・シャープール(現在のイラン。廃墟)。この都市を『ローマ人の物語』文庫本第33巻ではグンデシャプールと呼び、実はこの都市は、ローマ皇帝ヴァレリアヌスがペルシャ王シャプールに生きたままつかまり、連行されたローマ人により建設されたものであると記されていました。 ちょうど…

平城宮跡を横切る近鉄の移設が合意されました (奈良と都市イノベーション)

秋学期の「都市と都市計画」で毎年、この話題を取り上げ、「発掘・復元の進む平城京のために近鉄は移設すべきか?その理由は?移設する場合、どのような方法がよいか?」などと問うてきました。これまでにさまざまな反応がありましたが、大きくまとめると、1)その風景に馴染んできたからそのままでよい(これは地元近辺出身者からの意見)、2)土地もないと思うので地下化する、3)やはり史跡(平城京跡は特別史跡)は避けて迂回させる、の3案です。 日本の都市計画史の観点からも重要なこの課題について、10…