復興計画 の検索結果:

『築地居留地』: 「東京開市」と「日本開国」(都市は進化する122)

…たとえば銀座煉瓦街の復興計画で有名なウォートルスも頭から15番目のところに「雇主」は内務省、「住所」は木挽町3丁目、「国名」は英、「期限」は明治5年1月ヨリと掲載されるなど、居留地以外に暮らすようになった東京の外国人の様子がリアルに再現されている。 第五。このようなことから、東京における「開市」を文字通り居留地内の出来事にとどめて理解するよりも、居留地も含めた維新東京の開国・国際化のプロセス全体として理解することが重要だと思われる。 第六。しかし同時に、築地居留地そのものの意…

Index Page (ブログ内テーマ検索)  [2024.3.24更新]

…フィールド (品川駅周辺の大規模都市再生事業) ■災害 復興計画関東大震災阪神・淡路大震災東日本大震災南海トラフ地震首都直下地震新型コロナ ■人物 ハワードジェイコブズ *「主要都市」について 「京都」を検索すると「東京都」なども出てしまうためはずしています。「京都」は、以下のキーワードで検索してください。参考のため、他都市の類似キーワードもあげておきます。 京都と都市イノベーション大阪と都市イノベーション奈良と都市イノベーション彦根と都市イノベーションロンドンイノベーション

『災害とたたかう大名たち』

…疲弊した旧城下町等の復興計画としてなされたとの観点から実証的な分析がされている点です。『災害とたたかう大名たち』には確かに地震災害や飢饉や疫病とどう闘ったかが語られているし、それらはどちらかというと2020年以来のパンデミックと重ね合わせて議論されている風もありますが、やはり本書の核心部分は近世都市成立の部分ではないかと思います。 第二。幕末に近づくと災害とたたかう力も弱くなり、近代化をとげた雄藩が力をもってやがて幕府は崩壊した、との議論もなされてはいますが、やはりこれもメイ…

大災害時にも柔軟に対応できるオンライン効果 (都市は進化する3)

…また、この会議では「事前都市復興計画の策定を促進する」という関連する話題もありました。従来、これほどのオンライン活用は想定されていなかったと思います。「事前都市復興計画」の中に、さまざまなオペレーションや会議等のオンライン活用のみならずドローンによる災害調査なども想定することが現実的になっています。また、実際にそれらを組み込もうとすれば事前の準備や課題整理などがかなりリアルにできそうです。 新型コロナは、レジリエントな都市に進化するきっかけになっていることは間違いありません。

『大災害の時代 未来の国難に備えて』

…東大震災(特に火災と復興計画)、阪神・淡路大震災(特に倒壊)、東日本大震災(特に津波と原発)について、発災時の意思決定にはじまる公助の機動力を軸としつつ、地域での自助・共助の力がどれだけ発揮されながら総合力を発揮したか/しなかったか/課題および成果は何かを分析しています。大災害の危機管理においてたびたび専門家として指揮をとってきた貴重な経験が、その後の調査結果も交えながら客観的に記述されていきます。 「南海トラフ地震」による津波の地域ごとの予測高さが先日(1月24日)発表され…

『ロンドン 炎が生んだ世界都市』

…リストファー・レンの復興計画案がなぜ実施されなかったのか?。せっかく当時のグローバルな流行としてのバロック都市計画を実施するチャンスだったのに、なぜロンドンではできなかったのか?。もしかすると「できなかった」のではなく「しなかった」のか?。しなかったとするとロンドンはそもそも都市計画をしなかったのか? などの一連の疑問に対し、歴史的にさまざまな評価がなされてきた「ロンドン大火と復興計画」に対する筆者の見解をまとめたものです。内容は「大火」「ペスト」「反カソリック」の3段構成で…

八戸からいわきまで・2018春(2)

…道45号線に沿って、復興計画で「新志津川駅」と想定していたあたりに至る区域や、台地上の都市機能集積区域などが中心になっています。 前者の目玉は昨年7月にオープンしたスーパーマーケット(アップルタウン)。それまで町外の遠くまで買い物に行っていた町民にとって待望の施設。区画整理事業の申出換地で産み出した大きなブロックへの出店です。また、後者の区域でも高台移転した新町役場が昨年9月にオープン。他の都市機能とともに、町の中心性を高めています。 現在、この2つの区域を直接結ぶ道路の仕上…

“朝日座でロックだぜ!”(朝日座を応援します(その4))

…ンサートも含めて、地域を元気にするさまざまな活動を展開中。 ちなみに、朝日座はハードロックごときではビクともせず、私の心配は杞憂に終わったのでした。[参考] ・東日本大震災復興計画・復興事業(Blog内統合ファイル) http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20120305/1330943180 ・【コンセプトノート】都市イノベーション(Blog内統合ファイル) http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20141110/1415588957

八戸からいわきまで・2016春(その1)

…自己再生力に注目して、あるいはそれを信じて、日頃の都市計画の中で、どんなことがあってもすべてを失うようなことにならないよう深慮することがとても大切なことなんだと、知らされたような気がします。[参考記事] ・まちなか再生計画と「まちづくり会社」等 http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20160216/1455615465[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」 [参考]本ブログの災害復興・地域再生の新たなしくみ「☆リンクファイル」

まちなか再生計画と「まちづくり会社」等

…主要部を複数棟にわたり「まちづくり会社」により運営するタイプ(大船渡市)、メイン施設がありそれを「まちづくり会社等」が担うタイプ(陸前高田市、山田町、いわき市)、親「まちづくり会社」があり再開発事業などの事業区域ごとに「まちづくり会社等」をつくり運営するタイプ(石巻市)、「まちづくり会社」が町内各拠点の施設運営等を行うもの(南三陸町)です。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」 [参考]本ブログの災害復興・地域再生の新たなしくみ「☆リンクファイル」

浜通り地域の復興の現状(その4)

…、仙台市は千人以下の730人になりました。 小高区への帰還(被災前12842人の居住者が現在は0)がはじまるとどうなりそうかの見通しを「南相馬市の状況(その7)」に書きました。半数以上が市内の原町区や鹿島区に避難しているため、人口が大きく回復するというよりも、小高区から市外に避難している残りの半分の方々のうち高齢層の方々を中心に小高区に戻る時期がゆるやかに続き市としての人口もゆるやかに増加するものと思われます。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

陸前高田市まちなか再生計画が認定されました(認定されたまちなか再生計画。2016.2.15更新)

…6.2.9) http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20160209100846.html ・いわき市(2016.2.9) http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20160209102644.html※以後の認定計画は、2016.2.16記事で。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

“芝公園”

…じです。1947年(昭和22年)の地図をみると戦災復興計画らしき道路拡幅の点線がありますが、これもその後に縮小されたり、前のオリンピックの際に首都高速の用地になったりで、本当の「芝公園」とは何かを定義しようとすると途方に暮れてしまいます。住居表示の変更もその複雑さを増す要因です。 21世紀の都市イノベーションとは、こうした状態を解きほぐし、新たな概念としての芝公園>を、周囲の環境資源とネットワーク化させ、本当の意味での“都心のオアシス”にしていくことなのではないかと思います。

「復興・創生期間」

…」の半ば頃の時点で、 「八戸からいわきまで」 「「2020年」と復興」 の2つの記事においてこのことについて整理しています。また、当初より「(リンクファイル)災害復興・地域再生の新たなしくみ」において、復興事業だけにとどまらない地域再生の新たなしくみについて整理してきました。 国と地方の費用分担もたいへん重要な論点ですが、持続的な地域再生のためのあり方や実践事例についても、もっと情報が発信されることを望みます。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

東日本大震災復興統合ファイルの構成を大幅に見直しました

「3.11」から4年が経過しました。「リンク集」の中にある「東日本大震災復興統合ファイル」は、これまでどちらかというと復興計画を立案し復興事業を実施することを中心に「復興」をとらえてきましたが、「集中復興期間」5年のうち4年が経過した現時点において、次第に「5年のあと」のビジョンが重要になってきました。それに合わせてページの構成を見直しました。 http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20120305/1330943180

シンポジウム「県民総力戦で創る事前復興計画」を開催します(3月10日午後)

…県民総力戦で創る事前復興計画」の成果発表の機会となります。 http://www.webline.jp/info/chiki-ct.ynu.ac.jp/info_js/data/1425289651vrspb.html 上記URLのチラシをダウンロードすると、「県民総力戦で創る事前復興計画」の成果要約もみることができます。「3.11」からの復興のみならず、これからの大規模災害に備える知恵を学び合う機会になればと思います。 ■日時 平成27年3月10日(火曜)15時〜17時(そ…

女川町まちなか再生計画が認定されました(2014.12.19)

…。[追記2015.3.30:岩手県ではじめてとなる山田町まちなか再生計画が認定されました(2015.3.24)。 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20150323181404.html[参考]まちづくり会社については「【リンクファイル】災害復興・地域再生の新たなしくみ」へ。そのなかで特に【開発公社型】としているものに注目。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

常磐自動車道2015年3月1日全線開通へ(浜通り地域の復興の現状(その3))

…2本の主要幹線が復興を支えることになります。 また、2月には楢葉−南相馬間に1日2往復JR代行バスを運行させるべくバス事業者などと調整を進めているようです。 2015年3月14日には東北縦貫線の運行開始で品川からいわき、楢葉までアクセスがしやすくなることも加わり、被災からほぼ4年で、ようやく国道6号、常磐道、JR常磐線(一部代行バス(楢葉−南相馬間など))により、浜通りがかなり自由に行き来できることになります。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

南相馬から楢葉まで(浜通り地域の復興の現状(その2))

…プロポーザル方式で「双葉町復興まちづくり長期ビジョン策定業務」の委託先が5月に決まり、本年度にビジョンが策定される予定です。その業務仕様書(案)をみると、新な土地利用構想案の作成も含まれています。帰還困難区域内の国道6号はさすがに車も少なく、いたとしてもまだ復興作業関係車が過半と思われます。中間貯蔵施設の造成工事がはじまるまでには、受入れ条件の解決や用地買収など、さまざまな段階・課題をクリアする必要があります。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

国道6号線の通行規制解除へ(浜通り地域の復興の現状)

…youtube.com/watch?v=uKG0MQp9dkU 地域が連携できる条件が1つ回復することで、どのような波及効果があるのか見守っていきたいと思います。[9/12追記:本日、経済産業省HPに正式に「国道6号等の通過について」の記事がアップされました。運用変更は9月15日の0時からとされています。 http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/kinkyu.html][参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

常磐線沿線地域(南相馬以南、広野町以北)の再生への道筋(その9)

…れている国道6号線の通行を「国と県、原発周辺12市町村で調整している」との報道がさきほど福島民友HPに掲載されました。 昨日の福島県議会復興加速化・風評対策特別委員会で報告があったとのこと。 ただし、「同区域内の防犯・防災対策や放射線量が高い地点の除染が課題で、開始時期のめどは立っていない」との内容です。 めどは立っていないとしても、「検討」されていることがわかっただけでも一歩前進だと思います。⇒ (その8)へ[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

2020年からのバックキャスティング

…体がちょうどその頃を復興計画の期間と定めていること、仙台市はそれよりかなり前に復興をとげるとしていることなどを整理しました。復興特区法附則第2条に定められた「5年後の検討条項」についても大臣の答弁を引用する形で言及しています。記事は2013年9月10日のものです。その頃から、各地で復興計画の見直しが模索されていますが、大きくみれば復興事業そのものは少しずつ進んでいて、その様子は本ブログ「八戸からいわきまで」に4つのパターンに分けて報告しました。 2020年は各地で復興が一段落…

東日本大震災3年(河北新報)

…新報のアドレス変更等のため、2/20の記事をつけかえました。] ■東日本大震災3年 2014.2.2-25に、被災地のいま/復興まちづくり (河北新報に直接リンク) ■再生の針路 被災地の首長に問う(1)〜(15) 2014.2.22-3.8 (河北新報に直接リンク)[関連] ・「岐路に立つ被災地」他 2014.1.4-3.6 (岩手日報に記事を介してリンク) ・「東日本大震災特集」 (福島民友に直接リンク)[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル 」

「岐路に立つ被災地」(岩手日報)

… 明日に向かって】 2014.2.25 動きだす民間 行政任せにできない 2014.2.26 新事業に活路 まち発展の起爆剤に 2014.2.27 若者たちの挑戦 古里担う将来の「芽」 2014.2.28 自然との共生 失った干潟戻す試み 2014.3.1 大型店の被災地進出 問われるまちの魅力 2014.3.4 自治の胎動(上) 事業動かす住民の声 2014.3.6 自治の胎動(下) 未来創造、地域の責務 [参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル 」

ミニサロン「復興まちづくりの現場から考える」を開催します

…県民総力戦による事前復興計画」プロジェクトの一環として行うこのミニサロン。今回が第2回目で、3月にも第3回を計画する予定です。ふるってご参加ください。 (案内(センターURL)) http://www.webline.jp/info/chiki-ct.ynu.ac.jp/info_js/data/1385702380exjba.html (チラシに直接リンクします) http://www.webline.jp/info/chiki-ct.ynu.ac.jp/info_js/i…

各地の復興事業の動向をまとめた「つちおと情報館」の更新

…a/20130522162723.html (宮城県)http://www.reconstruction.go.jp/portal/juutaku_koukyou/album/miyagi/20130522162551.html (岩手県)http://www.reconstruction.go.jp/portal/juutaku_koukyou/album/iwate/20130522122204.html[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル 」

南相馬市の状況(その7)

…なっているのは除染の遅れなどが原因とされます。]今年は2月上旬、4月下旬、8月上旬、10月上旬に南相馬市におじゃましました。8月28日の記事「八戸からいわきまで」で表現したように、ほんの少しずつですが、南相馬においても「復旧・復興の状況そのものも重要であるとは前置きしつつ、被災前の現実や復興後の地域運営も含めて同時進行的に復旧・復興を考えなければならない状況も具体的に見えてきている」と感じます。⇒ (その6)へ[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

常磐線沿線地域(南相馬以南、広野町以北)の再生への道筋(その8)

…に、浪江町においても復興計画の具体化作業が進んでいます。平成25年度は復興を実現していくための課題解決策を模索する「町民協働による進行管理部会」と、まちづくりの整備方針の具現化を図る「まちづくり計画検討部会」とに分かれて検討中。下記URLは「まちづくり計画検討部会」のこれまでの検討経緯です。 http://www.town.namie.fukushima.jp/site/shinsai/20130712-matidukuri.html⇒(その7)へ[参考]本ブログの東日本大震…

横浜の防火帯建築コンメンタール

…p://bokatai.blogspot.jp/ 横浜が「大空襲と長期接収の二重苦からどのように復興を果たしたのか。そこで努力したのはいったいどのような人達だったのか。いまも関内外に残る防火帯建築群を記録・紹介することから考えてみたいと思っています」と記されています。記事が積み重なっていくのが楽しみです。[関連記事] (戦災復興)⇒都市イノベーション読本第51話 (防火帯建築)⇒都市イノベーション読本第61話 [参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

「2020年」と復興

…でした。 2つめは、復興計画の計画期間です。国の「東日本大震災からの復興の基本方針」(2011.7.29決定、8.11改定)では、「復興期間は10 年間とし、被災地の一刻も早い復旧・復興を目指す観点から、復興需要が高まる当初の5年間を「集中復興期間」と位置付ける」としています。各自治体ではこれを踏まえて、被災から10年間となる平成32年度(2020年度)までを計画期間とするところが多くなっています。例えば南相馬市は「計画期間は、平成23 年度から平成32 年度までの概ね10 …