東日本大震災 の検索結果:

「東日本大震災の被災地における災害危険区域内での復興過程に関する研究」が掲載されました

大きな地震が頻発しています。 本日は、4月25日にJ-Stage上に公開された研究成果をお知らせします。都市計画論文集59(1) p.8-16で、副題が「南三陸町、大船渡市で発生した問題と自治体対応に着目して」。2022年度に修了したS君の修士論文が元になっています。 災害危険区域の設定、諸事業による復興プロセスとの関係で、2つの自治体における12年間の復興過程と課題が整理されています。こうした課題についての諸資料・文献がJ-Stage上からリンクしています。 [当該論文(J…

Welcome to T都市計画研究Studio (2024.4.1スタート)

…液状化) (大火) (倒壊)(インタビュー) 「震災からイノベーションが起こるとき」(IUI YEARBOOK 2023/24 42-47)(街歩き) 毎日。「都市探訪」に時々掲載。(クラウドファンディング[応援]) (例)添牛内駅舎[旧JR深名線]) □□ Blog □□⇒右帯の「カテゴリー」「リンク」へ (参考) 旧カテゴリー■都市イノベーション 500話 2011-21■東日本大震災 2011-22 復興過程統合情報⇒★統合ファイル 復興の新たなしくみ⇒☆リンクファイル

能登半島地震から2ヶ月のまちを歩く(1) 液状化

…もかなりされています。 最近になって、こうしたエリアをどう復興していこうかという検討もされはじめているようです。 東日本大震災のとき、横浜でも液状化がみられ、大きな被害を受けたマンションもありました。震度5強の液状化だったと考えると、震度6弱、6強の揺れの際にはまた次元の異なるあらわれかたをするかもしれません。言葉で書いてみた第一から第五のような、大地と地盤と宅地と建物の大きな構造のようなものをイメージしながら再点検する必要があるのではないかと感じました。 🔖検索 「液状化」

関東大震災の本震(11時58分)の直後(12時1分)に起こっていた首都直下地震の話

…す。 2011年の「東日本大震災」でも、(横浜にいた感覚でいうと)前半の大きな5分くらいの揺れに続いて、さらに大きいと感じられる後半の揺れが(感覚的には)5分くらい続きました。これらよりはじめて、大地震というのは1回のまとまりというより、連続する揺れの固まりであることを体感しました。これと同じように、関東大震災も揺れの解析が進み、いくつもの揺れが連続して起こったものであることがこの本の23頁に表としてまとめられています。なかでも「A1」「A2」とされる12時1分と12時3分の…

都市探訪125 双葉未来

双葉未来・駅直近の住宅街が10月より入居開始 🔖検索 「東日本大震災」「常磐線」 この記事をもちまして「【統合ファイル】東日本大震災」を完結します。 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20120305/1330943180

Index Page (ブログ内テーマ検索)  [2024.3.24更新]

…フィールド (品川駅周辺の大規模都市再生事業) ■災害 復興計画関東大震災阪神・淡路大震災東日本大震災南海トラフ地震首都直下地震新型コロナ ■人物 ハワードジェイコブズ *「主要都市」について 「京都」を検索すると「東京都」なども出てしまうためはずしています。「京都」は、以下のキーワードで検索してください。参考のため、他都市の類似キーワードもあげておきます。 京都と都市イノベーション大阪と都市イノベーション奈良と都市イノベーション彦根と都市イノベーションロンドンイノベーション

富士山爆発による溶岩流到達可能性マップの改定

…た。(←比較のため、東日本大震災の復興での土地のかさ上げ量は約0.75億㎥) 第二。そうすると、流出範囲が広がることになるので、東駿河湾側だけ注目して地図から読み取り表現すると、以下のようになります。ここでは、「溶岩流可能性マップ」(いろいろな想定の最大の可能性を示したものなので、この図の範囲が同時に予想されるわけではない)を用います。1)旧マップでは、北から流れてきた溶岩流が三島市の市境付近までとなっていたものが、さらにグツと流れ込み三島駅あたりまで飲み込みながら、主力は標…

「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定について」(12月21日公表)

…0だった2011年の東日本大震災をさらに上回るエネルギーです。 次に、なぜ2021年12月21日だったのか。 それは、昨年7月のWG設置にさかのぼります。その際の説明によれば、「中央防災会議では、東北地⽅太平洋沖地震の教訓を踏まえ、これまで南海トラフ地震、⾸都直下地震について最⼤クラスの地震・津波を想定した防災対策の検討を進めてきた。今般、⽇本海溝・千島海溝で想定すべき最⼤クラスの地震・津波の検討が進んだことから、これに対する被害想定、防災対策の検討を⾏うために、防災対策実⾏…

貞観という時代(859-876)と現代

…います。2011年の東日本大震災を契機に本ブログを始めたあとさまざまな災害がありました。気候変動に伴うグローバルな課題も加わってきたので、貞観のような時代とは直接比較はできませんが、このたびの新型コロナに対しても今のところなすすべといえば接触を避けることくらいで、「公卿以下庶民に至るまで門戸を閉ざして往還せず」(『平安京遷都』岩波新書1275、p113)との状態とあまり変わりません。それでも「どれほどの激甚な災害が起ころうとも、人々は懸命の努力をもって復興を果たしてきた」。そ…

被災市街地の再生(2020.6.9)

本日午前の「市街地創造論」で「被災市街地の再生」を話しました。 「3.11(東日本大震災)」からの復興の状況を軸にしつつも、今後甚大な被害が予想されている「南海トラフ地震」や、近年ますます大規模な被害も予想される水害なども題材にしながら、長期的な都市計画の重要性や都市のもつ(レジリエントな)自己再生力について議論しました。 特別に、使用した資料にリンクします。

隔年開講の「市街地創造論(大学院向け)」が5月12日に開講します

…」「災害に備える」「東日本大震災」と特にかかわります。 「1」がイントロダクション。 「2」から「5」で中心市街地の再生を議論します。「2」では公民連携(PPP)が、「3」では市街地再開発が、「4」では建築家と都市計画が、「5」では被災市街地の再生が中心テーマとなります。市街地そのものの開発、再開発、再生、創造という、「つくりかえる」都市計画といってよいかもしれません。 「6」から「8」は「市街地の継承と進化」としています。「現状の良さを伸ばし、課題があれば同時に解決する」都…

『大災害の時代 未来の国難に備えて』

…大震災(特に倒壊)、東日本大震災(特に津波と原発)について、発災時の意思決定にはじまる公助の機動力を軸としつつ、地域での自助・共助の力がどれだけ発揮されながら総合力を発揮したか/しなかったか/課題および成果は何かを分析しています。大災害の危機管理においてたびたび専門家として指揮をとってきた貴重な経験が、その後の調査結果も交えながら客観的に記述されていきます。 「南海トラフ地震」による津波の地域ごとの予測高さが先日(1月24日)発表されました(⇒関連資料へ)。昨年の東日本豪雨の…

「(東京都)防災都市づくり推進計画の基本方針の改定案」のパブコメがはじまりました

…いうと、2011年に東日本大震災が起こったのを受けて、従来の目標年を5年間前倒しして特別な方法によって2020年度までに目標を達成するとの高めの目標を課したものです。一定の効果はあったのですが、「不燃領域率」を急激に上昇させることはそう簡単ではありません。 今回の改定案に示されている数字でみると、平成23年に58.4%だった「整備地域」の「不燃領域率」は平成28年に61.9%となりました。「不燃化特区」の立ち上がりは少しズレがあったこともありますが、5年間で3.5%。西暦に直…

2020.3.14JRダイヤ改正と常磐線復旧と復興

…ず、火力発電(液化天然ガスだけでなく石炭もたくさん使っている)に日本はかなりの電力を依存している状態。ちょうど昨日も東京某区の「低炭素まちづくり計画」の改訂に向けた準備の議論をしたところです。 さまざまなテクノロジーが急速に進化しそうな2020年代ですが、それを凌ぐような災害リスクに晒されそうな2020年代のはじまりです。 [参考]【統合ファイル】東日本大震災復興 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20120305/1330943180

浪江町まち中再生への動き

…たまち中で、人に会ったり人の気配を感じるようになりました。解体作業員やその宿舎などの仮需要分は少し差し引かなければなりませんが、2020年を目の前にして、「静」が「動」に変化していることを感じます。 [記事1] https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20180325/1521973111 [参考]【統合ファイル】東日本大震災復興 https://tkmzoo.hatenadiary.org/entry/20120305/1330943180

「市街地創造論」がはじまっています。

…る話題を設けました。東日本大震災からの復興を2年分新しくし、その他のトピックもそれぞれ2年分更新しています。横浜市用途地域見直し作業がはじまっているのでその話題を加え、先月訪れたポートランドをブータンのかわりに入れました。 こうしてみると、2年というのは短いようでさまざまな変化があります。[2018.4.24追記:すべてのプロジェクト等について基本的に「その後」をフォローし評価・考察しているため、イノベーションの持続性や評価の変化について毎回議論することになります。このことは…

八戸からいわきまで・2018春(2)

…がかかりそう」としていた大槌も、嵩上げされた町中に多くの建物が建築ラッシュで、2019年3月に復旧が決まったリアス線の鉄道新駅のプラットホームや線路、駅前広場が姿をあらわしています。[2年前の状況] ・八戸からいわきまで・2016春(その1) http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20160315/1458029813[参考] 【統合ファイル】東日本大震災復興 http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20120305/1330943180

八戸からいわきまで・2018春(1) [=「浜通り地域の復興の現状(その6)」]

東日本大震災から7年。 最も困難な課題からの再生を模索している2つの課題に絞り、2020年頃までのプロセスを想像します。1つは原発被害からの復興。2つめが、大規模盛土を伴う復興。まず、1つめの課題から。「避難指示解除」から1年が経過した町民の「帰還率」は富岡、浪江共に数パーセント未満とされますが、まちなかの状況は、かなり異なってみえます。富岡。駅が機能し、区画整理事業が駅前から内陸方面にかけ行われて、ホテルや集合住宅・アパートなどが立ちはじめています。富岡川手前には面的に戸建…

“朝日座でロックだぜ!”(朝日座を応援します(その4))

…ンサートも含めて、地域を元気にするさまざまな活動を展開中。 ちなみに、朝日座はハードロックごときではビクともせず、私の心配は杞憂に終わったのでした。[参考] ・東日本大震災復興計画・復興事業(Blog内統合ファイル) http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20120305/1330943180 ・【コンセプトノート】都市イノベーション(Blog内統合ファイル) http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20141110/1415588957

「市街地創造論」を4月12日に開講します

隔年大学院講義の「市街地創造論」は4月12日スタートです。 東日本大震災からの復興市街地についても5年目の現時点で評価をおこないます。 中心市街地の再生、市街地の継承と進化、イベントと持続発展のほか、ブータンの都市やドバイの都市づくりも組み込む予定です。

八戸からいわきまで・2016春(その1)

…自己再生力に注目して、あるいはそれを信じて、日頃の都市計画の中で、どんなことがあってもすべてを失うようなことにならないよう深慮することがとても大切なことなんだと、知らされたような気がします。[参考記事] ・まちなか再生計画と「まちづくり会社」等 http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20160216/1455615465[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」 [参考]本ブログの災害復興・地域再生の新たなしくみ「☆リンクファイル」

まちなか再生計画と「まちづくり会社」等

…主要部を複数棟にわたり「まちづくり会社」により運営するタイプ(大船渡市)、メイン施設がありそれを「まちづくり会社等」が担うタイプ(陸前高田市、山田町、いわき市)、親「まちづくり会社」があり再開発事業などの事業区域ごとに「まちづくり会社等」をつくり運営するタイプ(石巻市)、「まちづくり会社」が町内各拠点の施設運営等を行うもの(南三陸町)です。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」 [参考]本ブログの災害復興・地域再生の新たなしくみ「☆リンクファイル」

浜通り地域の復興の現状(その4)

…、仙台市は千人以下の730人になりました。 小高区への帰還(被災前12842人の居住者が現在は0)がはじまるとどうなりそうかの見通しを「南相馬市の状況(その7)」に書きました。半数以上が市内の原町区や鹿島区に避難しているため、人口が大きく回復するというよりも、小高区から市外に避難している残りの半分の方々のうち高齢層の方々を中心に小高区に戻る時期がゆるやかに続き市としての人口もゆるやかに増加するものと思われます。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

陸前高田市まちなか再生計画が認定されました(認定されたまちなか再生計画。2016.2.15更新)

…6.2.9) http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20160209100846.html ・いわき市(2016.2.9) http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20160209102644.html※以後の認定計画は、2016.2.16記事で。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

「復興・創生期間」

東日本大震災後5年間の「復興集中期間」のあとの5年間を「復興・創生期間」とすることが昨日復興庁から発表されました。 http://www.reconstruction.go.jp/topics/post_164.html 内容的には復興基幹事業以外の事業は他の「地方創生」同様、国費ばかりでなく地元自治体の負担を求めます、というもので、6月末を目途に、復興推進会議においてその枠組みが決定されます。 ただし、原子力災害被災地域については国が前面に立ち引き続き取組むものとされ、福島…

街中の外国人

…125万人というのは東日本大震災後の落ち込みがなければ自然に到達したトレンドと考えられるものの、2014年は1415万人とかなり増加。ここまではよく言われているのですが、2015年も物凄い勢いで増えています。 2013、2014、2015の順にみると、 1月。76万人、103万人、132万人。 2月。80万人、96万人、143万人。 3月。94万人、112万人、161万人。 2015年の統計がとれる1〜3月だけこの1年間の伸び率をとり2014年の数字にそれを掛けると、2015…

東日本大震災復興統合ファイルの構成を大幅に見直しました

「3.11」から4年が経過しました。「リンク集」の中にある「東日本大震災復興統合ファイル」は、これまでどちらかというと復興計画を立案し復興事業を実施することを中心に「復興」をとらえてきましたが、「集中復興期間」5年のうち4年が経過した現時点において、次第に「5年のあと」のビジョンが重要になってきました。それに合わせてページの構成を見直しました。 http://d.hatena.ne.jp/tkmzoo/20120305/1330943180

女川町まちなか再生計画が認定されました(2014.12.19)

…。[追記2015.3.30:岩手県ではじめてとなる山田町まちなか再生計画が認定されました(2015.3.24)。 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-15/20150323181404.html[参考]まちづくり会社については「【リンクファイル】災害復興・地域再生の新たなしくみ」へ。そのなかで特に【開発公社型】としているものに注目。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

常磐自動車道2015年3月1日全線開通へ(浜通り地域の復興の現状(その3))

…2本の主要幹線が復興を支えることになります。 また、2月には楢葉−南相馬間に1日2往復JR代行バスを運行させるべくバス事業者などと調整を進めているようです。 2015年3月14日には東北縦貫線の運行開始で品川からいわき、楢葉までアクセスがしやすくなることも加わり、被災からほぼ4年で、ようやく国道6号、常磐道、JR常磐線(一部代行バス(楢葉−南相馬間など))により、浜通りがかなり自由に行き来できることになります。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」

南相馬から楢葉まで(浜通り地域の復興の現状(その2))

…プロポーザル方式で「双葉町復興まちづくり長期ビジョン策定業務」の委託先が5月に決まり、本年度にビジョンが策定される予定です。その業務仕様書(案)をみると、新な土地利用構想案の作成も含まれています。帰還困難区域内の国道6号はさすがに車も少なく、いたとしてもまだ復興作業関係車が過半と思われます。中間貯蔵施設の造成工事がはじまるまでには、受入れ条件の解決や用地買収など、さまざまな段階・課題をクリアする必要があります。[参考]本ブログの東日本大震災復興計画・復興事業「★統合ファイル」